via:MAL
- シンガポールゲーム意欲を掻き立てられた珍しいパターン
近年のゲーム原作アニメって原作超えはまずないし正直ゲームやった方がよくね?ってなるのが定番だよね
ウマ娘とかプリコネRくらいしか成功例思い浮かばない
特にプリコネRはクオリティ高すぎてゲーム始めちゃったしクランチロールのサービス終了で泣いたのもいい思い出…
って話が逸れた
とにかくこの夏のダークホースがサクナヒメ
2020年発売のゲームがまさかのアニメ化
しかもPA WORKS制作で監督は有頂天家族の吉原正行、脚本はあの花田十輝ってもう鉄板布陣
良作の予感しかしない
実際見てみたら期待以上
2.5D横スクロールアクションと稲作シミュレーションが融合したあの世界観がそのままアニメに落とし込まれてて感動
スローライフな雰囲気もコメ作りシーンの温かさも完璧
ゲーム経験者なら「そうそうこれこれ!」ってなる
未プレイでもすぐ世界観に引き込まれる
この心地よさから抜け出せない
ストーリーはワガママお姫様のサクナヒメが人間たちと島流しになって稲作しながら成長していく王道もの
大空直美ボイスのウザカワサクナが最高にハマってる
ウザいけど憎めない、まさに適役
人間サイドも田右衛門、ミルテ、きんた、ゆい、かいまると個性豊かでそれぞれに見せ場があるのがいい
アシグモ可愛いよ!モフモフ!
石丸とのやり取りも面白い
PA WORKS作品3つ見てるけど今期一番はサクナヒメかな
マヨぱんもいいけどサクナヒメの明るさと美しさは別格
なれなれみたいな黒歴史は…なかったことにしよう
音楽も素晴らしい
藤澤慶昌の作曲は安定感抜群
いきものがかりのOP「晴々!」は今期最強の神曲
リトグリのEDも和風テイストが世界観にマッチしてて最高
サクナヒメはゲームの成功だけにとどまらない名作アニメ
ゆったりとした時間の流れ、心温まるストーリー、丁寧に描かれたキャラクター
全部が絶妙に調和してる
見終わった後、米が食べたくなる - メキシコ普通アニメって視聴者が知らない世界を見せてくれるもんだけどこのアニメは違う
いきなり「米の植え方知らねーよ」って思わせてくるんだから
でも米作りだけじゃない
鬼退治もあるし現代農業とは似ても似つかない古の技術が出てくる
そこで気づく
このアニメのテーマは忍耐なんだと
最初キャラクターがうざったいのも演出的にはいいこと
特に子供たちね
始めから強キャラじゃないのがいい
全13話で米と一緒に実るサクナたち見てマジ泣いた
CGの米はちょっと違和感あったけど全体的には見やすかった
音響も良くてサントラも好き
それよりキャラデザがすごい
太右衛門のずんぐりむっくり感とか鬼のデザインとかいいぞ
昨今なかなか珍しい本格的な成長物語
これがKinoというやつだ
米作りアニメなのにこんなにハマるとは思わなかった
いい意味で期待を裏切られたアニメ - ななしのフロムさんファーストインプレッション?
正直言って最悪だった
米のCGの衝撃たるや筆者の美的感覚を揺るがす大事件だったと言っても過言ではない
キャラ紹介もどこか古臭い子供向けアニメのようで視聴継続を断念しようか真剣に悩んだほどだ
しかしそこは天下のサクナヒメ
数々のゲームファンを虜にしただけのことはある
不思議な中毒性にハマってしまった
あの独特のまったりとした雰囲気、田舎の風景画を見ているような安心感
エンディングテーマのノスタルジックなメロディーも心を掴んで離さない
キャラの魅力もジワジワと効いてくる"スルメ"のような味わいがある
最初はイラッとする言動もあったが最終回付近ではすっかり愛着が湧いているから不思議なものだ
とはいえ、成長と呼ぶにはあまりにも微々たる変化
もっとドラマチックな展開を期待していただけに少し物足りなさも残る
肝心のストーリーも重要な情報は全て最終話に詰め込まれている印象
戦闘シーンの迫力、謎に包まれた両親の行方、敵の正体…
視聴者を惹きつける要素は満載なのにもったいない
まるで高級食材を最後にまとめて丼にぶち込んだような、なんともチグハグな構成ではないか
だが全体的には悪くない
むしろ良い
古き良きポケモンアニメを彷彿とさせる、どこか懐かしい雰囲気
何も考えずにぼーっと見ていると不思議と心が安らぐ
現代社会の喧騒に疲れた現代人にはうってつけの癒しアニメと言えるだろう - ななしのフロムさん序盤は新鮮な農業×成長物語で視聴者を魅了した
甘やかされお嬢様から責任感ある収穫の女神へ...
まさに神アニメの予感がしたんだ
ところが後半になると急展開
のどかな農業ライフから一転「さあ悪の神様退治だ!」なんて展開に
「憎しみの連鎖を断ち切る」系の王道ストーリーで燃える人もいただろうけど正直寒さ満点
しかも悪役を許しまくってもなぜかハッピーエンド
サブキャラの扱いもちょっと雑すぎない?
きんたなんて闇深キャラかと思いきやゆいとの話が終わった途端イケメン良識人に
急にキャラ変しすぎでしょ
もっと掘り下げてほしかった
田右衛門ミルテかいまるに至っては存在感皆無軍団
ヒーローズジャーニーの踏み台にされた感がすごい
ラスボス戦も盛り上がりに欠けた
敵も味方も薄っぺらいというか深みが足りなかった気がする
明らかに予算を前半で使い切ったよね
後半の手抜き臭がプンプンにおう
キャラ成長×農業ライフに絞ってたら神アニメだった
バトル展開に走った時点で凡アニメ確定
ゲーム原作アニメの宿命か
次はぜひ農業パートだけで24話やってくれ - ドイツ ライプツィヒ原作ファンとしては胸を張って太鼓判を押せる出来栄え
まず驚いたのが細部へのこだわり
声優はもちろんキャラの衣装や背景の山道
果ては食事シーンの席順まで完璧に再現されている
ゲームをプレイした人なら思わずニヤリとするだろう
ただ、尺がね…
13話じゃ足りない
戦闘シーンはバッサリカットされてるからサクナの苦労が伝わりにくくなってる
きんたとゆいのエピソードもゲームだと終盤の感動シーンなのにアニメでは前半に持ってきてるからインパクトが薄れてる
タマのドラマももっと丁寧に描いてほしかったし火山とココロワヒメの展開も駆け足気味
ゲームで好きだったエンディング後の後日談もまるっとカットされてる
音楽面は文句なし
OPもEDも神
CGを最小限にここまで作り込むアニメは今どき珍しい
二期あるのかな?
サクナの冒険をもっと見たい
とにかく稲作ファンタジーの世界に浸りたい人は要チェックだ
この記事へのコメント
全体的には好評価なので良し
もっと米作り見たかった
これが良かったというより、他二つがイマイチだった方が大きいけど
アトリだって、そうだったし。
ゲームだとクリアまで2時間かかるファイナルファイトだって、アニメ版だと20分しかないしな
ピントがズレてるよ
「よくあること」だから改善しなくて良い、不満じゃないということにはならない
エスカとロジーもゲームやってないけど無理矢理詰め込んだなー感あったもんな
ゲームのアニメ化の場合、大概終わりまでストーリーはあるけど大概長い、そして寄り道要素が多くてサブクエストで補完してる部分も結構あるって所だな
丁寧にやろうとすると冒険部分とか素材集めとか説明的な部分とかが助長になりがち
サクナヒメとニーアはゲーム原作の中でもかなり成功してると思う
あと目に見えて作画とかカメラワークがどんどん悪くなっていって、最後の方はもうながら観してたな
元々アニメ化に向いていない作品だったんだろうなぁと
いっそのことガングレイヴみたいにアニメ用にオーバーホールしてしまったほうが良かったのでは