via:MAL
- ななしのフロムさんダン飯おもしれぇ!
食べ物がビジュアル的にもうまそうで食欲そそるしストーリーも最高
トリガーのアニメは安心できる
いつも豪華でド派手、一貫性のあるキャラクター性を持ってる
原作アニメ化は今回で2作目らしいけど今度は漫画原作の「ダンジョン飯」だ
これマジで現代アニメの最高傑作の一つだと思う
ダンジョンって恐怖と苦痛に満ちた場所だと思ってたけどダン飯ではそれをネタにしつつコメディとファンタジーを融合させてリアルな雰囲気を出してるのがすごい
ライオス一行のキャラの濃さとかダンジョンでの珍道中ぶりとか見てて飽きない
パーティー全滅寸前から始まるサバイバル飯は斬新すぎる
アニメは原作者の九井諒子が関わってるからクオリティは折り紙付き
九井先生、あんたは悪魔だよ
飯テロの新しい扉を開いた
トリガーお得意のアクションシーンのクオリティも最高
スタッフの情熱が伝わってくる
シーズン1は原作の半分しかアニメ化されてないからあと2クール24話は欲しいところ
音楽も素晴らしい
光田康典・土屋俊輔作曲でRPGのダンジョン探索にぴったりのサウンドになってる
光田といえばクロノトリガー、ゼノシリーズ、シャドウハーツなどを手掛けてきた人だからね
ダンジョン飯、ああダンジョン飯
それは飯の力で視聴者をトリコにする飯テロアニメの決定版
- ジョージア州 アメリカ今年のファンタジーアニメ豊作すぎぃ!
ダンジョン飯はフリーレンに匹敵するどころかそれ以上の出来栄えだと思う
世界観の構築が半端じゃなくてアニメどころかあらゆる作品の中でもトップクラス
ダンジョンフードを中心テーマに独自性のあるストーリーの語り方が神がかってる
キャラは多いけどちょうどいい塩梅
主要5人が魅力的に描かれつつダンジョンという主役を食わないバランス
ダンジョン攻略もありきたりな展開ぶっ飛ばしてくるからマジで次の展開読めない
さすがトリガー、今回もアニメ界を救ったね
2期が待ち遠しいぜ
- ななしのフロムさん最初はなんかモヤっとするんだよね
お話を知りたいのに飯→戦闘→飯の無限ループでイライラ
途中脱落する奴続出不可避だわコレと思いながら観た
でもだんだん核心に迫ってくるとぐいぐい引き込まれるんだわ
キャラがみんな濃すぎて現実離れしてるけど掛け合いとアホっぷりに病みつきになる
バカしかいないのに尊くて草
語彙力失うレベルで神作画
- ななしのフロムさんこれぞ人気漫画の完璧に近いアニメ化
ストーリーは原作に忠実でコマ割りも絵コンテそのもの
キャラデザも原作をリスペクト
監督のテクとセンスが爆発しまくってる
声優の演技が役柄と完璧に融合してるのがたまらん
ラスト2話で登場人物の人種と癖が入れ替わるとこなんて圧巻だった
「ほぼ完璧」って書いたのはこれがストーリー半分だから
でも最終話で続編発表されたおかげで次に期待できるぜ
原作も良いけどアニメ単体でもマジ評価高いと思う
超おすすめ!
ただし空腹時の視聴は避けたほうがいいぞ
- ななしのフロムさん近年レベチの神アニメ
一見シンプルな料理ギャグ漫画っぽいけどハガレン級のスケールと質を誇るエピック作品だと思う
登場人物が多彩でどいつもこいつも魅力的
ビジュアルにキャラ付け、どんなチョイ役にも作者の愛を感じる
ダンジョンが舞台だからこその世界観の広がりもグッド
特にメイン4人組は最高
ワンピース並みに短期間で愛着湧いちまった
ライオスのモンスター愛、マルシルのビビリっぷり
チルチャックのプロ意識、センシの親父ポジション…
4人の個性がテーブルテニスみたいに絡み合ってんのが良い
世界観も超絶精巧
RPG的要素をリアルに見せつつキャラの行動に重みを持たせてるのが凄い
媒体の垣根を超えて誰もが楽しめる普遍的な魅力
トリガーのアニメ化も文句なし
キルラキルみたいなぶっ飛びさは抑え目だけどラフなタッチが作品の個性を活かしてる
萌えとかいらねーって人にも超オススメ
そういうの全くないからストーリーに集中できる
シリアスでもコミカルでもブレない強さ
純粋に面白くて心に染みる稀有なアニメだ
全話放送を切に願うばかり
- デンマーク冒険と飯、剣とスプーン
これまで見てきたD&Dアドベンチャーの中で断トツに面白いぞコレ
キャラはシンプルだけど存在感バツグン
モンスター食いまくるのがクソエンタメ
世界観もユニークだけど押し付けがましくない
主張し過ぎずに自然と浸透する感じだよ
ダンジョンの生態系描写が秀逸
エコシステムみたいでヤバイ
ほんの些細な変化が全体に影響を及ぼすのがリアル
その中でどんだけユニークで美味い飯が作れるか
その複雑さに度肝抜かれたわ
キャラは面白さをキープしつつ深みもあんのが最高
主人公が一番の変わり者だね
モンスターと奇妙な出来事だらけの世界でも別格に変人
でも好きなんだ
モンスターへの知識欲は愛らしくもありキモくもある
「乳首の数は?」
トリガーさんマジで自分超えてきた
このアニメはくっそ映える
アニメーションが常に跳ねまくってなくてもその美しさは失われない
荒ぶるシーンではキャラの造形すら崩れる
でもそれが個性と創造性をめっちゃ引き立ててる
トールマン ドワーフ エルフ ハーフフット
ファンタジー種族の描写が練り込まれてる
グロ描写もハードだけどそれがまた食欲をそそる
背徳感もスパイスだよね
ごちそうさまでした
- ななしのフロムさんダン飯1期はマンガ全体の中盤までしか描かれてないけどキャラ描写、世界観、テーマ性は素晴らしい出来だと断言できる
こんなにも現実的でよく練られたキャラクター、ディテールまで作り込まれたユニークな世界観はそうそうお目にかかれない
飯はタイトル通り物語の中心で重要なメッセージを伝える要
登場人物の行動や周りの世界、共に食す食事を通して人間性や人生で大切なことが巧みに表現されてる
色んな視点から考察できるのが面白いし登場人物や現実世界を見つめ直すきっかけにもなる
原作勢としてはアニメで設定の新しい解釈が見られて楽しかった
2期はまだ先だろうけどキャラが輝くために必要な下地はちゃんと築かれてる
世界観 10点
ダン飯の世界は「ダンジョン」を中心に作られている
狂乱の魔術師に支配され失われた王国の残骸だ
王国の王は遺跡と共に発見され「狂乱の魔術師を倒した者がこの国を継ぐだろう」と言い残して塵となった
これによって未開のダンジョンを探索する熱狂が巻き起こった
金や宝を求める者、ダンジョンを歪めた古代魔法の研究と蘇生魔法の再現を目指す者、ダンジョン制覇して王国を手に入れようとする者など様々な動機が発生した
こうしてダンジョンを取り巻く街が発展し統治機関や商売、冒険者の蘇生を請け負う部門なども生まれた
金儲け、魔法研究、領土欲
ダンジョンに関わるユニークなキャラ達にはそれぞれ物語がある
一つ欠けてもダメなくらいストーリーに不可欠だ
でもこれだけ考え抜かれた世界観も物語のごく一部に過ぎない
メインキャラ達が輝くためのほんの土台でしかない
一般的な設定と秀逸な設定の違いは思慮の深さと細部へのこだわり
ダン飯にはそれが満載だ
キャラクター 10点
主要キャラには濃い背景と個性があって愛着沸くし型破りなメンツになってる
見た目もユニークでくっきり
他作品のキャラと間違えようがない(黒髪の没個性なイケメンなどいない)
一人一人のキャラ作りについて語り出したらキリがないけど手短に一人だけ解説すると
“主人公”のライオスは何よりモンスターへの異常な執着心とその食べ方が特徴的
大抵ギャグ描写だけど純粋にそのぶっ飛んだ様子が面白い
でもそれ以上にその異常さ自体が周りの世界を反映してるのがさすがだと思う
妹と二人、犬しか友達のいない窮屈な家庭で育ったライオスはどうしても社交性に欠ける
これがシュローとの関係悪化の元凶だしチルチャックからもしょっちゅう空気の読めなさを叱られてる
社交性を身につける機会を奪われた結果、彼は執着に走る
それがモンスターという生物学的には分かりやすくて気遣いも忖度も必要ない対象に向けられる
つまりライオスのモンスター執着は幼少期の環境と周囲の人間関係が生み出したものなんだ
ダン飯の人間関係と世界観はリンクしてる
だからキャラの行動には重層的な意味があって考察し甲斐がある
物語が終わった後もくすぶり続ける
登場人物の行動に色んな見方や解釈ができるのが他のファンと語り合う醍醐味だと思う
音楽 7点
OP1とED2は世界観に合ってるけどED1とOP2はちょっと明るすぎる気がする
特にED1は時々エグいエピソードの後とかに流れて違和感あった
OP2は原作後半を意識したんだろうけどそのイベントは今期では起こらないからなんで選んだのかよく分からん
悪い曲ってわけじゃないけど作品のトーンとしっくりこないのがOP1とED2の良さが際立つ要因かな
劇中のBGMは雰囲気作りにぴったりだけど使い回しが目立つ
ちなみに英語吹替版もオススメ
吹替字幕どっちもクオリティ高い
アニメーション 9点
トリガーはマンガ独特の雰囲気を再現しつつ躍動感のあるアクションを盛り込んでる
台詞シーンでは動きや視点移動が控えめな気もするけどアクションは滑らかでキレがあるね
所々に遊び心のある描写も散りばめられててそういうの探すのも面白い(マルシルの悪夢に出てきた絵画とか)
些末な不満点
アニメあるあるだけど時間の都合でキャラの背景描写が削られてるのが惜しい
原作の番外編的なエピソードこそがキャラに深みを与えてるんだけどそういうのを全部盛り込むのはアニメだと無理だからなぁ
他にもカットされたり尺の調整入ったシーンはちょいちょいある
まぁ作品全体の完成度から見れば些細なものでしかないけどね
- ななしのフロムさんゆるい飯テロアニメかと思ったら後半怒涛の展開すぎて箸置く暇もなかった
特に狂乱の魔術師のところは緊迫感あって好き
飯作ってダンジョン攻略して敵とガチバトルまで
こんな盛り沢山で飽きさせないとか作者天才すぎない!?
キャラも最初は「ん~まぁ、こんなもんかな?」って感じだったけどストーリーが進むにつれてどんどん好きになるのがズルい!
マルシルとファリンの関係とか尊すぎて泣けるしチルチャックもなんだかんだ頼りになるし…気付けば全員推しになってたわ
作画は安定してクオリティ高い
ギャグシーンのコミカルな動きも戦闘シーンの迫力も良かった
マルシルvsウンディーネ戦は劇場版かと思ったぜ
グリフィン戦は見応えあったな
あとマンドラゴラ回のマルシルは伝説級にヤバいから!
サウンドが雰囲気にドンピシャで冒険してる実感がすごい
OPもEDも中毒性高くて気づいたら口ずさんでる自分がいる
序盤は試練のようだが3分の1越えたら面白さの猛烈な上昇が待ってる
飯テロだけじゃ終わらない、壮大な冒険ファンタジーを見逃すな!
- ななしのフロムさん原作大好きマンだからアニメ化は不安しかなかった
よくあるじゃん?
謎演出で原作レイプされるやつ
で、原作でよくね?ってなるやつ
そしたらトリガーパパがやってくれました
疑う余地なくブリリアントだぜ
完璧を目指す執念深さがすげえ
今期豊作なのは認めるけどさ
ダン飯が異次元すぎて他のアニメ見る気しないんだよね
ここまで原作愛に溢れたアニメ化は奇跡
控えめに言って神アニメ
異論は認めない
いや異論は認めるけど歴代最高傑作レベルだと思う
個人的にはFMA並みの衝撃
ダンジョン飯はキルラキル以来のトリガーの最高傑作
日常系苦手な人は無理かもだけど原作ファンは絶対観るべき
約束だよ?
追記
後半ちょっとダレたかな?
14話あたりからペースダウンしたよね
レッドドラゴン戦後から話が間延びした印象
原作準拠だから仕方ないけどあの辺はもっと上手くまとめられたと思うなぁ
それでも神アニメであることは間違いない!
- ななしのフロムさん序盤のスローライフ展開で切っちゃった奴、人生損してんぞ?!
本当のファンタジーアニメって見つけるの大変だよね
ダン飯は設定からしてぶっ飛んでる
今期のアニメ大賞もんだ
なにがそんなに良いのかって?
まずトリガー制作ってのが大きい
独特の絵柄に時折の激アツバトル
これだけで期待値高まる
でもマジで心打たれたのは丁寧な作り込み
音楽で安直に感情揺さぶるんじゃなくて緻密な脚本とキャラへの感情移入で自然と笑えて泣けるんだ
キャラとストーリーと世界観のバランスが取れてるのも中々ない
ダン飯は露骨な説明セリフを避けて設定を巧みに活かしてるのがいい
魔法の絵で歴史の片鱗見せたり、悪夢の虫でキャラの内面掘り下げたり
全てが自然に織り交ぜられてストーリーの様々な側面が同時に花開くんだ
ダン飯は魔法の景色と嵐の前の静けさを堪能するタイプだな
最初のほのぼのパートは退屈って言われがちだけど後から振り返ると味わい深いんだよ
基礎をしっかり作って自然なペースで盛り上げていく
魅力的で多彩なキャラ陣も見逃せない
画面の外にも生活があるみたいに感じるんだよ
最終回近くになってもまだキャラの意外な一面が明かされて最後には感動的な背景も披露してくれるしな
総じてファンタジー好きはもちろん興味ある人全員にオススメしたい神アニメ
ゆっくり進むけど下地にはシリアスな物語が潜んでる
にもかかわらずユーモアと感動を自在に操って完璧な調和を実現しているんだ
究極には飯を囲む仲間の絆の美しさを描いてる
- ななしのフロムさんフリーレン超えのファンタジー登場で歓喜のあまりちびりそう
このアニメは自分の土俵でできることをきっちりやってる感じだ
小ネタ、お約束ギャグ、たまにくる感動シーン、全体的なまったり感
全部いい感じにまとまってる
それでいてストーリーは分かりやすい
どんどん世界観に引き込まれる
最初にフリーレンと比較したのは、まあ、みんなが食いつくかなと思って
こんなオタクだらけのサイトじゃ怒る人もいるだろうけどさ
でも本気でそう思ってるんだよ
ファンタジーってジャンルは東西問わずやり尽くされてる感あるじゃん
今更ファンタジーもの作るって結構大変だと思うわけ
だってあんなに歴史があって革新的な作品がいっぱいあるんだぜ?
小粒の笑いと心地よい緩さに加えて濃厚なバカキャラが刺さる人にはマジで推したい
ファンサービスも基本ねえしな!
あっ、レズ用ファンサがあったけど一回だけだからセーフ
- ななしのフロムさん「それは食うか食われるか そこには上も下もなくただひたすらに 食は生の特権であった」
この深淵な言葉と共に始まった「飯テロ冒険コメディ」
ついにシーズン1が終わりを迎えた今、改めて『ダンジョン飯』の魅力を語りたい
TRPGプレイヤーや中世ファンタジー好きなら誰もが一度は考えるであろう3つの疑問
「ドラゴン肉に合う料理は?」
「ゴブリンを食べるのはアリ?」
「ケルピーの味は魚類? それとも獣類?」
(答えは順に「ピザ」「ナシ」「知らんけど肝臓は栄養満点らしい」)
ダンジョンで遭遇するキモくて危険な生物を食材にするというシンプルながらも斬新な設定(どれもめちゃくちゃ美味そうに見える)を軸に見事に世界観を構築
魅力的なキャラクターたちが織りなす物語は不思議な中毒性がある
特に世界観
生態系まで掘り下げた作品は初めて見た
この世界のダンジョンは単なる冒険の舞台じゃない
そこには独自の生存戦略を持つ生物たちが暮らす、生きた環境がある
例えばスライムは胃袋と消化器官が体表にあって呼吸から人の気配を感じ取れるって知ってた?
ドラゴンは舌を打ち鳴らして火打石のように火をつけるって知ってた?
このように作品を通して豆知識が散りばめられていて世界にリアリティを与えている
キャラクターも最高
ドワーフのサバイバー・センシは10年以上も魔物を食べて生活しているし、変わり者の戦士ライオスは嬉々として魔物を食べる
一方、魔法使いのマルシルとハーフフットの盗賊チルチャックは魔物を食べることに抵抗がある
ありがちな話だとこういう反対者は頑固に自分の考えを曲げようとしないんだけどダンジョン飯は違う
マルシルはセンシの生き方から多くを学ぶ一方で魔法の使い方についてもセンシに教える場面がある
お互いの関係性と理解が物語が進むにつれて深まっていくんだ
この作品にはメッセージ性もある
ただ魔物を倒して食べるだけじゃない
生態系への敬意や食生活の大切さも教えてくれる
彼らは1日3食きちんと食べる(センシは栄養バランスにも気を配っている)
逆に食事をおろそかにした時はピンチに陥ることも
だから、みんなも野菜を食べようね!
- ななしのフロムさんファンタジーアニメに求めるレベルを一段階上げてくれた『ダンジョン飯』
TRPG好きや料理好きなら間違いなくドンピシャ
まるで練り込まれたTRPGキャンペーンを見てるみたいなんだ
主人公の妹を助けるというメインミッションがあってそれぞれ役割とクラスを持った個性豊かなパーティがいる
最初は互いのことをよく知らない彼らがダンジョンを進んでいく中で絆を深めていく
このパーティがまた変わっててね
お金と資源を節約するため、なんと遭遇する魔物を食材にしちゃう
キャラクターも魅力的
各々にバックグラウンドがあってそれが章ごとに明かされていくんだ
脚本もしっかりしててダンジョン内の要素を余すことなく使いこなしてる
ダンジョンの構造も秀逸で飽きさせない作りになってる
バイオーム、モンスター、トラップ、遭遇する他のキャラクターたち
どの階層も個性的で面白い
キャラクターの過去もしっかりと描かれる
突拍子もない設定と細かい要素まで使い倒してキャラクターを掘り下げていく手腕は素晴らしい
ストーリーもよく練られてて序盤で何気なく起きた出来事が後々になって重要な意味を持ってたりする
中盤にかけて盛り上がり伏線回収もしていくんだけど終盤ちょっとテンポが悪くなるのが惜しい
- ななしのフロムさんマジで面白いTRPGセッションを見てるみたいだったわ
ぶっ飛んだ世界観とか敵とのユニークな戦闘方法だけじゃなくてシリアスとおふざけのバランス感覚が絶妙なんだよ
基本的には個性豊かなメンツがしょうもないことで言い争ったり見たこともない料理を作ったりする、楽しいコメディ
モンスターもヴォーロのコレクションから飛び出してきたような定番ファンタジーの王道
でも生態系の一部として現実的に描写されてるからダンジョンと世界の奥行きが段違いなんだ
戦闘も力押しするだけじゃなくて知恵を絞って弱点を突いたり工夫を凝らしたり
まさにTRPGの醍醐味って感じがする
これ、本当に優れたDMが回してるキャンペーンみたいなんだよ
ダイス運だけで敵を倒すだけじゃつまらないからプレイヤーは面白い方法で戦おうとする
このアニメが面白いのはまさにそこ
新しいクリーチャーが現れるたびに弱点を分析して攻略法を考えて、さらにその素材を使った独創的なレシピを考える
見てるこっちもワクワクするしTRPGやってみたくなるわ
ダンジョン飯のすごいところはそういうルーティンワークをこなしながらキャラクターや世界観をしっかり作り込んでいるところ
だから物語がシリアスな展開になっても唐突に感じないし感情移入も途切れない
シリアスな場面でもキャラクターたちはユーモアを失わない
独特な戦い方をするから緊張感と笑いのバランスが絶妙なんだよね
TRPGでも同じ
普段はふざけててもここぞという時は真剣になる
が、やっぱり楽しもうとする
このアニメもまさにそんな感じだ
ドラマもキャラも世界観も全部ハイレベル
めちゃくちゃ面白くて続きが待ちきれない
期待以上の作品だった
- ななしのフロムさん2024年冬アニメのダークホース
飯テロアニメねと思って軽い気持ちで見始めたんだけど、とんでもなかった!
TRIGGERの本気を見た!
最初はほんわかした冒険ものって感じで始まるんだけど話が進むにつれてどんどん深みが増していくんだ
キャラクターたちも過去や現在の困難を乗り越えながら成長していく姿が丁寧に描かれてる
パーティは種族もバックグラウンドもバラバラ
それぞれの文化や考え方、個性が見えてくるのも面白い
それでいてパーティとしての連携もしっかり取れてる
コメディ要素も常にあって飽きさせない工夫がされてるのもいいね
ストーリー展開は早すぎず遅すぎず
まさに「歩く」ペース
アニメーションとキャラデザは良く出来てる
原作の雰囲気を壊さずに、むしろ原作を超えるレベルで表現されてる部分もあると思う
音楽も緊迫したシーンやほのぼのしたシーンにマッチしてて世界観を盛り上げてくれる
OPとEDも耳に残るし毎週聴きたくなる
いやー、まさかこんなに面白いとは思わなかったよ
評価が高いのも納得
シーズン2にも期待
とりあえず続きが気になる人は原作も完結してるから読んでみて
- ななしのフロムさん見れば見るほど面白くなるアニメ
最初は正直言って全然ハマらなかった
RPG風のキャラが冒険するって設定に魅力を感じなかったし討伐した魔物を使った料理シーンが長くて退屈に思えたんだ
だって妹のファリンを助けるために時間がないはずなのになんでそんな悠長に飯食ってるの? って
でも最初の印象だけで切らなくて本当に良かった
数話見ればこの作品が傑作だってことがわかるから
ストーリーは引き込まれるしテンポもいい
キャラクターはとことん魅力的
世界観の描き方がとにかく上手い
この作品の世界観は自然な会話や出来事を通して少しずつ明かされていく
説明くさいセリフや唐突な設定資料は一切ない
キャラクターは必要な時に必要なことだけを話す
なぜならこの世界ではそれが自然だから
最初はライオスは典型的な主人公、マルシルは口うるさいけど常識人、チルチャックは気が弱いハーフフット、センシは寡黙なドワーフって感じでよくあるRPGのパーティだと思った
しかしそれは彼らの本質に迫る上での入り口に過ぎなかったのだ!
作画は美麗
どこか懐かしさを感じさせながらもオリジナリティがある
他の作品で見たことあるような要素もダンジョン飯ならではの味付けがされてるんだ
とにかく大満足の作品だった
もっとこの世界を見てみたい
ライオスたちと旅を続けたい
強くオススメする
- ななしのフロムさん今期一番面白かったアニメ
チームとしての一体感が最高で見てて楽しい
特にセンシが好きだな
過去が明かされるエピソードはマジで泣けた
アニメーションや飯テロシーンも素晴らしいけどダンジョン飯の一番の魅力は世界観だと思う
ファンタジーの世界を科学的に分析してるみたいでワクワクする
僕は微生物学者なんだけどヴィノグラドスキー・カラム(興味あったら調べてみて)がファンタジーの世界で表現されてるのを初めて見た!
ドクターストーン以来の衝撃だったよ
- ななしのフロムさん個性的なパーティが織りなす抱腹絶倒の冒険譚!
私としてはプロットよりキャラの魅力にどっぷりハマった一作
ユニークな4人組のドタバタ劇は本当に見てて飽きない
物語は中盤で唐突にシリアス路線に突入するんだけどそこが一番つまらなかった
ダンジョン飯はとにかくキャラありきの作品だと個人的には感じている
- ななしのフロムさん2024年春アニメの中でもひときわ目を引いた逸品
アニメーションのクオリティの高さとキャラクターの魅力に溢れている
ダンジョン内の世界観や多種多様な種族の文化も丁寧に描かれていて見応え抜群だ
音楽の良さは言うまでもなくOPとEDの中毒性も絶品
冒険、コメディ、ファンタジーからグルメまで様々な要素が堪能できるのも嬉しいポイント
料理シーンは調理方法や食材の切り方まで細かく描写されていて見ているだけで空腹感を誘う
モンスターの肉を使った料理の数々もどれもこれも美味しそうで飯テロアニメとしての一面も兼ね備えている
ストーリー展開には少し慌ただしさを感じる部分もあったが先の読めないダンジョンという環境の中でその都度臨機応変に対応していくパーティの姿には見ていてワクワクせずにはいられない
シリアスな場面でもどこか楽観的で前向きな態度を崩さないキャラクターたちの魅力も際立っている
一刻も早くシーズン2が見たくてうずうずしている
この記事へのコメント
「ダンジョン内のモンスターで料理を作る冒険日常飯テロ漫画を描きたい」と
「綿密に練り込んだ設定で世界を構築し、その中で物語を描きたい」の2つ
俺妹あたりから始まったタイトルをあらすじにするような長いのじゃないし
アニメを見る世代よりも上の人からも原作は評価された
星雲賞と言えば、ジャンルは違うが、傑作のウルトラマンZ(ゼット)と同じ評価
話題作なだけあり、俺だけレベルアップな件と同時期放送だったせいか低評価爆撃もあったと思われ、MAL評価は思ったよりも低評価から始まり、原作ありはアニメ化ご祝儀評価になるのに初期低評価を見て判断したのか海外アニメファンの視聴脱落者も割と多かったが、MAL評価は1回も下がったことがないのがアニメ化成功だった何よりの証
この半年、悪い意味で、ファンタジー系アニメのハードルを上げまくったと思うわ
特にダンジョン飯以上の練り込まれた作品を出すのは今後も難しいと思う
複雑な設定を作中の面白さに落とし込むのは容易ではない
メインストーリーの脇で展開されるちょっとした会話や呟き思考に対する反応や背景、それらが全てあたかもその人物が実在しているかのようなリアリティがあり、キャラがメインストーリーに絡んでくる瞬間に生き生きと輝き出す。プロットにそった行動をするだけのNPCが見当たらない。それは九井先生の画力も手伝っているんだろうけど。
ネット上のいたるところで展開されている主人公たちの行動性格に対する考察がこれだけ多彩な作品って希少だし、その想像の余地を残しつつ作者が開示している設定の匙加減が絶妙なんだよ。楽しいよね。
アニメでは難しいことなのかな
序盤のライトなスローライフが好きで
ドラゴン戦後のいわゆるストーリーが展開しだすと
ちょっとコレジャナイ感が湧いて出てきちゃった
アニメは良かったが、原作の良さを超えられていない
アニメ第二部はより高い完成度を期待したい
原作も最初の飯を面白おかしく食べてく雰囲気でついてたファンがドラゴン戦以降のキャラが増え、シリアス、世界がどうこうが増えていくのでうーんってなった読者は多かったし自分もそうだった。でも常にライオス達はライオス達だからシリアスになりすぎることはなくダンジョン飯であり続け、最後まで読んだ結果、全て必要だったしどのキャラも愛しく思える完璧な〆になったと満足できている人が多いと思う
序盤が好きな人も最終的に満足できるし、序盤が合わない人も途中からぶち上がって満足できる希有な作品だと思うわ
一枚絵のイラスト風の作画でアニメにするのって滅茶苦茶大変だと思うぞ
実際やったら労力削減の為に全然キャラが動かなくなるみたいな本末転倒な感じになる気がするわ
そのメリとハリの両方の要素がラストに収束していくのが見事な作品だから
この部分はいいけど他はあまりという考えはちょっと脇に置いてただ見続けてみてほしい
だからストーリーが進まず飯の話ばかりで面白くないって意見は逆に新鮮だな
連載時はむしろ中盤頃にストーリー描写が多くなって飯描写が薄まってしまったって批判もあったくらいだったのに
友人はそういうふわっとしたのを観たかったらしい
ドラゴン戦終わってちょっとガチすぎて合わないって観るの止めたってw
こと世界観や設定の緻密さに関してはトップクラスの練り込み具合だからな
これに匹敵する作品を見つけるのは難しい
それも通った事がある道、他の作品なら1ページで終わる過程が実際には命懸けで、そこを掘り下げた着眼点の勝ちって作品なのに、ストーリー部分だけ面白くてあそこ邪魔だったって流石にズレすぎな気が
個人的にはフリーレンはよくある普通の作品
これは二色時代のアニメから色々見た意見で昭和ブームのような昔の当たり前だった物が若い人には斬新に感じるのと同じ現象だ
ダンジョン飯は素晴らしい作品だね、若い人や海外のアニメファンには「みつばちハッチ」などで昆虫世界も体験して貰いたい…モグモグ
ドルアーガの塔とか?
別に男女論争をしたいわけではなく...男女の感性の差で同時期に色んなスタイルの作品が生まれるのは素晴らしいことだと思うよ
MALのレヴューをもってくるというのは、新鮮ですばらしい
それにしても海外アニメオタクの間では
トリガーの評価が高いんだなあ
そういう話は前にどこかで目にしたこともあったが
これを読んで再確認した次第
灰と幻想のグリムガルとか
原作含めて地味だけど迷宮の閉塞感の表現とか嫌いじゃなかった
強いて言えばフェリンだけど、回想で十分に肉付けされているので、無人格なプロット装置というわけではない
どのキャラも生き生きとして独立した人格を備えているように感じられる
全編アニメ化されたあとはファンブックのエピソードもシーズン3としてアニメ化してほしい
>序盤のスローライフ展開で切っちゃった奴、人生損してんぞ?!
なんで欧米人はこんなにも日常系や飯食べる系嫌いなのかなと思っていたけど
4chanでちょうどイタリア人と英語圏の人間が語っていたスレを読んだので、
英語がそれなりに分かる自分なりに概要をまとめて、説明してみる
①まず根本的に今の欧米や中国は格差がひどすぎて、失業者が日本の倍以上居る
→その結果、アニメで癒しを求めるどころかスカッとするバトルものや議論できる
頭脳戦ものが需要ある(欧米でデスノートやハンターハンターが人気な理由がそれ)
②英語圏は特にそうだが、そもそも料理に興味ないオタクが多い
→日本と違って24時間営業のコンビニや居酒屋がなく、ファミレスの飯もまずい
基本欧米人の食のスタイルは「味が悪くても腹が満たされたらいい」、なので
小さい頃からジャンクフードで育っているので、アニメで料理出されても共感しにくい
ましてダンジョン飯は架空の料理なので、イタリア人も議論することができない
ゆるキャン△で料理が出た時に日本人にダメ出しできるが、モンスターの料理には
ダメ出しができないので、ダンジョン飯ではドラマ部分に注目しているようだった
③日本のオタクと違って、テンポが遅いと集中力がなくなってしまう
→例えばフリーレンはゆっくりと話が進むが、日本人は日常系やのんのんびよりのような
のんびり過ごす展開になれているので別に問題はない、一方で欧米人はマッドマックスや
アメドラのように激しい展開で早く話が進んでいくコンテンツになれているので合わない
なのでダンジョン飯も「ただの飯食うだけの異世界ものか」と早々に見切りをつける
アメリカでも食戟のソーマが人気になったんだけど、それは向こうのZ世代の間だけみたい
あっちでは料理対決をしつつ、エロい要素もある漫画というのがアメコミやフランスの漫画じゃ
絶対思いつかないから新鮮らしく、しかも昨今のポリコレ疲れからハマる若者が増えたんだと
一方でZ世代より上の世代(特に白人)はそもそも料理や美味い飯を食べることに関心が薄く、
彼らが求めているのは「面白いドラマ」と「欧米人が思いつかない魅力的なキャラ」だから
ダンジョン飯の原作を知らない多くの外国人は「ロードス島戦記のような作品」と思ったらしい
かなり原作の持ち味が削がれた
「ウィザードリィ:悪食王の試練場」とかどうだろう