- ななしのフロムさん70年代末から80年代初頭
アラブの子供たちの心を掴んだアニメが日本から現れた
それが「UFOロボ グレンダイザー」
永井豪の「マジンガーZ」や「キューティーハニー」に続く名作で地球に逃げてきた異星人の若者、デューク・フリードの冒険を描いてる
彼は宇宙科学研究所の所長、宇門博士に助けられ、地球の名前「大介」を名乗り、牧場で牧葉一家と働く生活を始める
だが彼の星を侵略したベガ星人が地球を狙ってることを知り戦いの日々が続くのだった
戦いには兜甲児も参戦!
でもマジンガーは使わない
この二人のコンビで戦うのがカッコいいんだ
ドラマもあるから他のロボットアニメとは違った感じがする
キャラクターの成長もあって悲劇的な場面での音楽選択も絶妙
めっちゃ良い雰囲気になってるよ
『マジンガーZ』や『グレートマジンガー』と比べてグレンダイザーは反戦のテーマが強いのも面白いところ
大介は戦争とか戦闘とか嫌いでその姿勢が描かれてる
しかもこれ『機動戦士ガンダム』のようなアニメが出る前の話なんだよ
宇宙人が主人公なのも珍しい
スーパーロボットジャンルではファーストだろう
アラブ圏で大ヒットした理由は簡単
アラブの子どもたちにとって初めてのシリアスなアニメだったから
ディズニー、ルーニー・テューンズ、ポパイ、トムとジェリーとは違うものを見せてくれたってわけさ
日本のアニメの影響力ってすごいんだなって感じる
古いスーパーロボットアニメが好きな人は見逃さないように!
- ななしのフロムさん伝説のアニメ「グレンダイザー」
70年代末、ケベック、イタリア、フランスと海外で爆発的な人気を誇った
おかげでアニメが何かを知らなかったオヤジたちも日本アニメの魅力を実感したんだ
当時の子供たちには神アニメの地位確立だったわけだが現代っ子からすれば「これが流行ったの?」と首を傾げるかもしれんな
しかし考えてみてくれ
日本アニメが海外でこんなに受け入れられるってこと自体が革命的なんだよ
かっこいい悪役、曖昧なキャラ、死というタブー
これ全部が新鮮だった時代があったんだ
テレビ局もこの流れに乗っかり毎日アニメ三昧
今でいうネットフリックス全盛期みたいなもんだな
グレンダイザーの一番の魅力は何と言ってもキャラクターの深み
敵がただの敵じゃない
背後には理由や背景がしっかりとある
これ永井豪の手法だよな
宇宙からの侵略者という設定は普通に考えたら単純なんだけどそれがまた奥が深くてね
戦う理由がしっかりしてる敵キャラには感情移入しちゃうんだよ
確かに今観ると古いけど荒木伸吾(聖闘士星矢、ベルサイユのばら)のデザインは見応えあるぞ
他の70年代~80年代初期のアニメ(例:キャプテンハーロックやイデオン)と比べると頭一つ抜けてる
そして国ごとのテーマソング
これがまた良い!
各国向けのテーマソングがチャートに入ってゴールドディスクを増産!
フランス語版は名作中の名作
グレンダイザーは当時の文化現象そのもの
悲劇、希望、カリスマ性あるキャラクターが満載
このアニメに触れたことで未来や宇宙、人類に対する希望を持った世代が育まれたんだ!
- ななしのフロムさん超昔のアニメ
4歳の時に吹き替えで楽しんだけど今見るとレトロ感がたまんない!
日本語じゃなくても大丈夫
フランス語、英語、アラビア語の吹き替えもチェックしてみたけど全部ほんとに上手い
子供でも楽々理解できるんだからすごいよ
現代のアニメみたいにド派手なアニメーションじゃないんだけどあの時代のアニメにしては結構いい出来だと思う
昔の技術でここまで作れるってのはえらいこっちゃ!
ストーリーは宇宙から逃げてきた男の話
後で元の星を脅かす敵が地球に来ちゃうけど彼が超かっこいいグレンダイザーに乗ってやべー敵をブッ飛ばすんだ!
地球の仲間たちも参戦!
協力して悪党どもを撃退しまくる!
ヒーローの王道ストーリーだ
悪役も意外に人情味がある
家族や大事なものを守るためにやってることだったりして感情の葛藤がいいアクセントになってる
まさに感情のスペースサンダー
エンディング後も余韻が残る
ストーリーやキャラクターの奥深さは今流行のアニメにも引けを取らない
新しいのもいいけど昔の良さも知っておくとアニメの多様な魅力を体感できると思う
- ななしのフロムさんアニメーションは硬いしキャラもペラペラだけど世界中のアニメファンの心に刻まれてる作品
日本ではそこそこだった「グレンダイザー」
海外では“Goldorak(ゴルドラック)”や“Goldrake(ゴールドレイク)”として大ヒット
長い間カルト的なファンを獲得してきた
今でも主人公デューク・フリードが恐星大王ベガの邪悪な軍勢に立ち向かう姿を見るとゾクゾクしちゃうんだよね!
ついでに言うとなんでベガは巨大ロボを毎回1体ずつ送るのか
全部一斉に来いよ
ずさんな銀河の大帝だな
まあそんなアホな部分もこのアニメの魅力の一つだと思ってる
今「グレンダイザー」のエピソードを観るとまるで若返りの泉を見つけたような気分になるんだ!
あのダサカワイイ魅力がたまらない
- ななしのフロムさん「グレンダイザー」という名前にピンと来た人はそこそこ年食ってますね?
あの頃はネットなんかなくて毎週アニメの放送を心待ちにしてたよな
今の基準で見ると完全にアニメの王道を行くスタイル
キャラクターの関係性、運命、性格…全部見たことある感じだろう
でもこれが宇宙イケメンブームの先駆けかもしれないって話だからな
グレンダイザーの見どころは、めちゃでかいチャドロボ!
腕をブン投げてチェーンソーディスクをぶっ飛ばすスゴ技!
しかも船みたいに変形してメインキャストの仲間の乗り物と合体しちゃうってんだから熱い!
デューク・フリードは一見地味な主人公だがありそうでないキャラクター
ルビーナ王女は…え、どこ行ったんだ?ってくらいインパクト薄いけど一応要チェックだ!
正直今観ても面白い
ノスタルジーだけじゃなく内容もしっかり楽しめる昔のアニメはマジで貴重
- ななしのフロムさんレバノンの70年代生まれや60年代後半生まれのみんな、聞いてくれ
これはお前たちへのレビューだ
ベイルートの7階建てのビル
地下の強化コンクリートのシェルターにテレビを置けるようになったあの日
ビルに爆弾がビュンビュン降ってくる中、住人みんなでグレンダイザーを観て無邪気に楽しんでいた
今時ならインスタ映えしちゃうだろうな
まあ、それが俺の1981年と1989年だ
デュークフリードは地球と人々を、宇門大介は花や鳥を気にかけつつ勇敢にパワフルに守りたいものを守る
オールマイティなヒーローだよ!
ちくしょう、実際の戦争なんてどうでもいい
地球を守るグレンダイザーの戦いこそが重要なんだ
アラビア語版に声をあてたレバノンの俳優たち
特にジハード・アル・アトラシュと偉大なる歌手サミー・クラークに敬意を
それにしてもレバノンのオタクたちはやばいな
アニメ愛、地球愛
楽しさ全開の熱い日々だった
この記事へのコメント
アラビア語版グレンダイザーのコンサート動画視てると
本当に愛されてるし、愛されるのも分かるな
リメイクするには難しい気もするが
まあ金出してやりたいというなら任せてみるのもいいか…
せっかく曲は同じなのに、OPでは絵の動きと微妙にタイミングがズレてるのが惜しまれる
ロボットだけじゃなく円盤も売れる
ウルトラマンレオ
ダイアポロン
バンキッド