via:MAL
- ななしのフロムさんガンダム界の革命児
血みどろの戦い、政治の混沌、感情の渦、アクションの一大舞台
全てがここに凝縮されている
ガンダムファンから言わせてもらうが
これぞ至高のガンダム作品だ!
最初に心を掴まれたのはキャラと深くリンクする新感覚のガンダム体験だった
従来のガンダムと違い、初心者でも楽しめる人間ドラマを丁寧に描いた
シーズン2で繰り広げられる衝撃的なイベントへの布石となる日常シーンは必須だね
学校生活を送り、新たな会社を立ち上げ、地球と宇宙の平等を求めて戦う
その全てが深く描かれてるんだ
そんな彼らが全てを奪われるシーンは視聴者の心を直撃する
シーズン2は血と涙の舞台
喪失感と絶望が全面に押し出される
シーズン1で元気に躍動していたキャラクターがシーズン2ではあっという間に壮大な戦いの中に飛び込む
そして、シリーズ全体で構築されてきた感情の連携がシーズン2の猛烈な変動の中で真の価値を示すんだ
何度画面に向かって叫んだり、戦闘や死に際して涙したりしたか
それだけキャラクターに心から同情しもっと幸せになるべきだと思ったからだね
この強烈な共感度、それが水星の魔女のキャラクター作りの成功点だな
シーズン1の最終話で示された通り、スレッタとミオリネの関係は大きな変化を遂げる
そんな試練をシーズン2でふんばって乗り越える姿は感無量だった
スレッタは自身の道を切り開く姿が視聴者を引きつけたね
サンライズは作品が陽気に百合風味を保つ一方で過剰さを回避する手腕が素晴らしい
これによって視聴者は想像の中で色々な恋愛模様を描くことができるんだ
その点では最近の作品、バーディーウイングも見習っている
こういったクリエイティブな物語作りはやっぱり好き
ガンダムと言えば戦闘シーン
シーズン2はアクションを新たな次元に引き上げている
音響、演出、動きの美しさ
壮絶な戦闘シークエンスからは息を呑むほどの美しさが溢れている
シーズン1が少しスローだったと感じた人も今回はまったく違う体験ができるぞ
凄いアニメにも難点はある
シーズン2は様々な面で秀でているけど
物語の政治的、ビジネス的な側面が少し複雑すぎて把握しにくい部分もある
ストーリーが進むにつれて複雑さが増し、正直エピソード4くらいからは頭がこんがらがる瞬間もあった
物語には何層ものレベルがあり一瞬で混乱を感じることもある
だけど百合風味、メカの魅力、キャラのカリスマ性が一時的な混乱を覆してくれるから心配はない
シーズン2はガンダムの頂点
感情を揺さぶりアクションで盛り上がるこのシリーズは視聴するのが楽しくなる
ガンダムファンでなくても引き込まれるストーリーに夢中になるはずだ
ガンダムファンとして水星の魔女とのお別れは甘美な苦しみだよ
これこそ新時代のガンダムである!
- ななしのフロムさん神回と微妙回の振り幅がヤバい!
スピード感溢れるシーズン2は地政学のクイズ番組と謎解きアドベンチャーゲームが融合したような体験だった
良い点も悪い点もたっぷりあるから皆に知ってもらおう
まずアニメと政治学の恋人たちへ
シーズン2はあなたたちのために作られたんじゃないかと思うほど細かい政治的な出来事に溢れていた
王座を巡る争い、背後の陰謀、公然とした力の誇示…
政治ジャンキーの皆さんにとってはちょっとした休日だったに違いない
そして登場人物たちの苦渋の選択
道徳的にあいまいな決断を迫られてキャラがどんどん膨らんでいく
まるでエアーポンプをブチ込まれたバルーンみたいだな!
皆が驚いたのは敵の正体が明らかになったとき
ほとんどの人が「え、マジで?」と声を上げたことだろう
クライマックスは視聴者を見事に驚かせた
さすが「水星の魔女」
どんでん返しはお手の物だ
ただ全てが完璧ってわけじゃない
シーズン2の大きな問題点はなんと言ってもエピソード数
12話でこれだけの内容を詰め込もうとしたせいでラストに向かって急ピッチになり、最終回はほとんど短距離走のようだった
パンを一気に飲み込んで喉に詰まる感じがするぜ!
この短さが致命的だったのは最後の方
もっと解決を見せてほしいところがあっという間に終わってしまって物足りなかったんだ
ちょっと詰め込みすぎじゃないか?
だけど急ぎ足の物語にも面白さはあった
主人公が直面する問題はどれも興奮させるもので
そのスピード感は視聴者を飽きさせずエピソードごとに最後まで楽しませた
特にスレッタのキャラクター造形は新たな視点から世界を見ることを可能にするものだった
シーズン2は完璧ではなかった
でもそれが何か?
それでも楽しめたじゃないか
あの驚きのプロット、あの難しい選択、あの政治的な展開
全部が水星の魔女の魅力を引き立てていた
それにしても水星の魔女がいつもの長期シリーズだったらどれだけ物語が深まっただろうか?と考えると少し残念な気もする
次のガンダムはもっとエピソード数増やしてくれよ、プロデューサー!
- イギリス魔女はビジュアル女神か
それとも曖昧な政治家か
圧倒的なビジュアルとメカバトルで視覚を楽しませるSFアクションアニメ
でも美麗な表面下には何か致命的な欠陥がひそんでいる
まず最初に気になったのがなんと言ってもその世界観の描写
大抵のガンダムシリーズは政治や経済、社会構造がしっかりと描かれているけど
この水星の魔女はなんかざっくばらんすぎてついていけねえ!
19話目になって初めて大事な組織が出てくるってどういうことだよ?
視聴者は海に投げ出されたような気分にさせられる
さらに地球とフロント(宇宙コロニー)の関係も雑すぎる
経済的な違いだけで区別するって
もう少し深掘りしてほしいよな
そうじゃないとこの世界で起きている紛争のインパクトが薄くなっちまう
でもこの作品を全否定するわけにはいかない
なんたってキャラクターは魅力的だ
グエルやチュチュのようなキャラクターは深みがある
しかしそのキャラクターも謎を明かすことばかりに集中し、他のキャラクターは一体全体何をしているのかさっぱりだ
結果的にストーリーはグエルが主人公という形になっちゃってるんだ
もう一つ、時間の使い方も問題だよ
限られたエピソード数でガンダム全体を描こうとするからトーンの変化が突然すぎて一体何が何だかわからなくなる
深刻な紛争と学校の環境との間の衝突もあり得ないほど違和感がある
短い時間でどうにか話をまとめようとするから物語の流れが不自然になって
結果としてキャラクターが過剰に表現されてしまっているんだ
水星の魔女は謎多きガンダム世界を約束したものの期待は裏切られた感じだね
見た目はいいしキャラクターも面白い
でも視聴者が深く探求するほどの世界がない
視聴者が完全にストーリーに入り込むためには政治や社会構造をちゃんと理解させないとダメなんだ
その点が水星の魔女の最大の問題だよ
最後に評価をつけるなら1から10で、5となる
アクションとキャラクターの魅力はあるけど世界の複雑さを理解させるのに失敗しているからその分点数を引かないといけない
- ななしのフロムさん未開のパラダイスか絶望の淵か!?
驚愕の超展開!
全宇宙待望の「水星の魔女」シーズン2
ついに始まるも脚本混乱
前作の「学園ラブコメ」から一変、ガンダム原点回帰で気合い十分!?
でもそれが逆に致命傷になってる
スピードが早すぎて何が何だか!
時間が足りないせいか物語が慌ただしい
色んなエピソードが急ピッチで消化され、その都度「ん?」ってなる
ミステリー感はあるけど結末に辿りつくまでにエネルギー切れ
制作陣、24時間働き続けているのか?
キャラの命も賭けられない
死んでもNPCばかりで大事なキャラクターはほぼ無敵
結局、主要キャラがダメージを受けないから視聴者も物語から離れがち
何度も逆転する運命にドラマの重みが欠ける
メインキャラのスレッタとミオリネの関係もなんだかよくわからん
はっきりとした恋愛関係を示すのはタブーなのか?
この二人の関係性が全てを左右するんだけど
描写が微妙に表面的でなんか「形だけ」の愛情になってないか?
それに比べてグエルってキャラの方が読めないし新鮮で面白いよね
ガンダムをあれだけの時間で作るのは大変だったんだろう
時間が足りなくて話の質や一貫性が保てなかったんじゃないかな
そこから発生する全体的なオリジナリティと深みの欠如、これが致命的なんだよ
しかも制作スケジュールの窮迫感まで視聴者に伝わってくる始末
ガンダムの名を冠しているからにはそれなりの期待はあるよね
でもこのシーズン2は期待外れというよりなんか期待を裏切られた感じ
キャラクターやプロットの未解決部分が気になるし感情的にもモヤモヤする
最終回はほっと一息と同時に何となくのがっかり感も
今後のガンダムはどうなるのか?
期待と緊張の中で待つしかない
- ななしのフロムさん水星の魔女が完全にガンダム観を塗り替えた
最初に見たガンダム「鉄血のオルフェンズ」は正直あんまりだったからほかも同じかと思ってた
今ならはっきり言える
作り手次第でガンダムもここまで変わるんだ
この「水星の魔女」がヤバいのは宇宙企業がコントロールするディストピアの世界をリアルに描いてるところ
ロボット戦を期待した人はがっかりするかもしれないけど
人間ドラマやキャラの思考プロセス
そんな点が深く描かれててもう現実と見間違えるほど吸い込まれた
ビジュアル的にも圧倒的
水星の魔女は2.5Dの要素をうまく取り入れて視覚的なリアリティを追求
BGMのセンスも抜群
メランコリックな雰囲気に合った楽曲が一層の感情移入を促してくれた
今年のアニメ大賞は水星の魔女で決まりだろう
ただ、それ以上に気になるのはこれを超える新作が出てくるかどうか
競争が生み出すイノベーション
それが新たな高みを目指すためのスパイスだからな
水星の魔女はガンダムという壁を乗り越え全く新しいルートを開拓した
それがどう影響するのか
次のガンダムがどうなるのか
このアニメをチェックしてないなら早く観ることをオススメする
ガンダム観が変わるかもしれないぞ!
この記事へのコメント
その視点だけなら構わんが、ガンダムシリーズという評価をするなら微妙
もっと世界観の掘り下げは出来た筈だし、終盤のいきなり超展開は避けられた
地球編に移行するかと思ったらすぐ宇宙に戻ったり
後半はグダグダだったな
長けりゃ良いってもんではないけどさ
どうしても壮大さや世界観の深まりは描ききれないよね
エピソードも駆け足で大河ドラマの総集編みたいだし
コンパクトな良作も多いけどガンダムはボリュームが欲しい
これなら火星でも金星でも群馬でも何でも良かったって感じ
この部分は外伝や派生作などのエンドコンテンツが受け持つって事か
まどまぎとかぼっちでも言われてるけど水星はよりもっと欲しかったって印象
学園とガンダムとキャラ建てが24話だと欲張り過ぎになるよね。
…というわけで二期希望
コアファン向けにでも外伝とかで深掘りしてくれないかなあ
とりあえずみんなが言うように2クールは短過ぎる、スピンオフとかでガンガン肉付けできるだけの余白はあるからやってくれないかなぁ
ガンダムって名前に引っ張られ過ぎず、かと言って要所要所でガンダムから外れ過ぎもせず
新しい時代のガンダムはこういうのでいいんだと思うわ
主人公たちは従来のガンダムシリーズみたいに「兵士」にはならず
最初から最後まで「学園ガンダム」という枠をしっかり守っていたな
この世界観、キャラでもっと楽しみたかったなー
脚本が尺と登場人物を持て余してるからフェンシングや兄弟喧嘩を入れているように感じた
どのキャラもかわいらしく、悪役でさえ絶妙にヘイトコントロールされてる。
共感してもらうことを目的に作られてるアニメだなぁと思った。
だからエンタメよりも完璧な芸術作品のようなものを求める人にはいまいちかもね。
自分はすごく楽しめたし、キャラを友達のように応援できたから見てよかったよ。
アマプラでレコンギスタの劇場版が全部見れるようになってたから見たら
やっぱ富野作品は空気感が独特で圧倒的過ぎたわ次元が違う
話もさっぱりわからなかったし本当にすごい
この作品は楽しめたし観てよかった、ありがとう。
そう、各キャラに見せ場を作ろうと急にセセリアを出張らせたり、色々なキャラを用意した割には持て余した感があった、顔とキャラ名が覚えられないまま終わったってのもある、ジャディクの取り巻きとグエルの取り巻きと地球の魔女がごっちゃになったりもした、本来、もっと長い尺で描こうとしていたんだろうね
まあまあ楽しめた
もっと地球の描写を掘り下げて欲しかった
少なくとも、一度AGEで失敗した客層の若返りという点では確実に成功した
こういう方向性は長続きしないんじゃないかな?
じゃあ自分で褒めるべきだろ
他人様に何都合よく期待してやがる
人気があったらずっと続くと思ってんの?
昭和じゃないんだから
メインキャラが殆ど死ななかっただけで、たくさん死んでるけどな
ギアスとかでもやってた、感触良かったら二期へ繋ぐ最終回にする、芳しくなけりゃさっさと畳み込む、オリアニの常套手段でしょ、つか、新しいガンダムとか言うけど、視聴者受けしそうなキャラを並べ立てるってのはWやSEEDでもやっていて、それで腐が釣れて新規が増えた、今回は百合要素でそれを狙ったけどあんま受けなかったってだけかと
それは打ち切りとは言わないし、十分受けてたろ。認めなくないだけ。
今更、ガンダムで長続きするしない言われても。
次はまた違ったガンダムやるよ。水星に関係なく。
海外のファンも認めている、駆け足、雑な展開いう意見、寧ろなぜそれを認め直視出来ないのか、明らかに演出に違和感を覚えている人が多いって事だろうに。。。
海外のファンも認めているな
良かったって
まるで、海外は大絶賛の全肯定かの様な物言い・・・このスレ自体で翻訳されているのに・・・会話が成り立たん・・・
打ち切りになるような不人気じゃねぇって言ってんだよ
むしろ人気が出たからこそ短いのを惜しむ声がこんなに多いんだと思うよ
大抵のガンダムシリーズは政治や経済、社会構造がしっかりと描かれているけど
この水星の魔女はなんかざっくばらんすぎてついていけねえ!」
あーやっぱりハリポタや007を作ったイギリス人からすると
雑に見えるのか。まあ確かに5ちゃんでも戦争シェアリングは
地球で代理戦争が行われているけど、あれ別に地球じゃなくても
可能じゃないかと突っ込まれていたな(むしろ地球で資源探すよりも
まだ未開拓の宇宙の方が可能性あるし、金持ちが宇宙に住むよりも
貧乏人や人件費安い国の労働者を送り込む方がリアリティがある)
でも視聴者が深く探求するほどの世界がない
視聴者が完全にストーリーに入り込むためには
政治や社会構造をちゃんと理解させないとダメなんだ
その点が水星の魔女の最大の問題だよ
最後に評価をつけるなら1から10で、5となる」
いや全部正論で納得してしまった。なんか5ちゃんでも援護する連中が
ワンピ信者みたいに「兎に角キャラが良い」「ラウダがグエルといきなり
戦闘するから盛り上がるんだろ?」「伏線回収されていない?それよりも
感動しただろ!水星の魔女は他のガンダムよりも神アニメ」と必死だった。
おそらく今までの人生で面白いアニメを見たことないんだろうな。
いや評論家の宇野さんが出ている水星の魔女批評座談会で話していたけど
既にサンライズは水星はあれで終わりにして、今後はククルス・ドアンの島や
閃光のハサウェイのような「富野原作」のリメイクにして出す気らしい
ソース⇒ttps://www.youtube.com/watch?v=nO7Y3fSpuvI
そもそも水星の魔女はキャラデザは良いけど、SF設定とストーリー展開は雑
サンライズも金になるラブライブに比べてガンダムの新シリーズは売上少ないし、
まあアニメはもう出てこなくて、ゲームでちょこちょこ出るようになると思うよ
>でもこのシーズン2は期待外れというよりなんか期待を裏切られた感じ
>キャラクターやプロットの未解決部分が気になるし感情的にもモヤモヤする
>最終回はほっと一息と同時に何となくのがっかり感も
向こうのガノタの方が冷静に分析できててワロタ