via:MAL
- ななしのフロムさん混沌と絶望に包まれた世界で天国大魔境は清々しい風を運んでくる
SFとミステリーが織り成す独自の雰囲気とキャラクターの絆に心奪われっぱなし!
常識外れの世界観で視聴者をぐいぐい引き込む
どんでん返し、意外性
そりゃもう目が離せなくなるレベル
「見せる、語らない」って手法を見事に使いこなしてる
いちいち説明しなくても見て理解できるんだ
アクティブに視聴者を巻き込んでくるところが最高だぞ
現実の認識を揺さぶる旅に参加する準備はできているか?
世界は人食いモンスターで溢れ、人類は絶滅の危機
そんな中、主人公たちは「天国」と呼ばれる謎の地を求めて冒険する
魅せる風景と音楽で視聴者を一気に世界に引き込む
キャラクター間の絆は自然体で人間らしい感情の探求が秀逸
恋愛要素は控えめで人間の生々しい感情やセクシャリティーを描いている
その過程で生まれるストーリーはまさに混沌とした世界を生き抜く魂の軌跡だ
たくさんのキャラが出てくるけどそれぞれが魅力的で愛おしい存在になる
ヒューマンドラマを見事に描き出してるんだ
まだ認知度は低いけどこれは間違いなく未発掘の名作
物語が進むほど天国大魔境は傑作の地位を確立していくだろう
- ななしのフロムさんこれまでの異世界ファンタジーやラブコメとは一線を画すポストアポカリプス作品
人類が生き抜くための苦闘が描かれている
本作は石黒正数の『それでも町は廻っている』と比べるとかなりダークな展開になっている
生存のための試練とか
人食いと呼ばれる怪物との戦いとか
物語の本質は「生存」そのもの
話の中心は荒廃した世界を旅するマルとキルコ、この二人の冒険
そしてもう一つ、特殊能力を持つ子供たちがいる施設「天国」が舞台
世界が崩壊した後のハードな生活と閉鎖された施設での不思議な日常がおもしろおかしく交差する
登場人物は一体何者?っていう不思議なキャラから世界に大きな影響を与えるキャラまで様々
例えばアスラという子
彼女だけで謎がいっぱいなんだ
その存在が物語に深い影響を及ぼしていく
映像も見逃せないポイント
荒廃した世界をリアルに描くのがプロダクションIGの得意技だからね
それに「人食い」という名の怪物たち
人食いの描写は見る者の心に深い恐怖を植え付ける
深いストーリー、魅力的なキャラクター、リアルな描写
これだけ揃ってれば面白くないわけがない!
アニメ好きなら見て損はないぞ
ダークな世界でも絶対に希望は見つかるからな!
- ななしのフロムさん「天国大魔境」っていうSF大作がやばい
一瞬で目を引くのが都市の朽ち果てたビルと瑞々しく広がる「天国」の世界
そこには生き残った人間たちが目指す未知への旅が待っている
キルコとマルの二人はまるで遥か彼方にある「天国」を追い求めるように冒険に出る マルに似た人物を探しながら彼らの過去とつながりが明らかになっていく
「天国」では子どもたちが自分たちの周囲を探検し、既存の枠組みに挑戦する
この二つの物語は別々に見えるけど同じテーマで結ばれていてお互いを補完し合う形で物語を進行させていくんだ
何が特筆すべきって謎のベールを1枚ずつ剥がしていく方法だよ
キャラクターと一緒に世界の秘密を探りつつ
物語が進むごとに新たな謎を提供する
猫じゃらしでネコを遊ばせるように視聴者を物語の世界に引き込む
物語は自由と束縛、逆境を乗り越えたキャラクターの挑戦と変化を描く
彼らは常に新たな状況と真実に対応し自分自身を再定義していく
混沌と不確定性の中、キルコとマルは互いに安らぎを見つける
ただ生き残るためだけじゃない
共に旅をすることで二人の世界が冒険へと変わっていくんだ
街の荒廃の中でもキルコとマルは探索中にユーモラスな一面を見つける
無事にトイレットペーパーを見つけたり社会の崩壊後に形成された他のコミュニティと出会ったりすることが本物の喜びと笑いを生む
「天国大魔境」は暗闇と希望の間で揺れる物語
視覚的な美しさ、キャラの魅力、思考を誘うテーマが混ざり合って見る者をひきつける
我々視聴者は新たな展開を心待ちにしている
だって旅そのものが目的地と同じくらい重要なんだから
- ななしのフロムさんゴミ拾いをしながらキルコとマルが危険生物と戦って自分たちの過去を探りつつ何とか生き抜いてる様子がシュールな笑いを誘う
生活感とか人間味がたっぷり詰まってるぞ
伊藤潤二の異形の創造物のような生物がこの荒廃した世界をさらにヤバくする
でもキルコとマルのちょっとした日常のやり取りで鬼気迫る状況にも安堵感が生まれるんだよ
施設の子供たちが特異な能力を覚醒させるシーンは「新世界より」や「約束のネバーランド」を彷彿とさせる
ストーリーは遅々として進行する
キルコたちは何もないところから「天国」を探し始める
目的地もぼんやりとしていて物語は途方もなく感じるかもしれない
でもその漠然とした不確実さが視聴者を惹きつけてやまないんだ
さらに日本の伝承もちりばめられている
イザナギ、イザナミ、ヒルコという神々がテーマに取り入れられていて魚の特徴を持つ怪物たちの背後にはこれらの神話が影響してるんだ
プロダクションIGの細部へのこだわりが感じられる作品
特にアクションシーンは絶対見てほしい
- ななしのフロムさん細部までこだわりまくりで見るべき価値があるなんてもんじゃない
まるでダイヤの山を前にしてるみたいな気分にさせる
まず一発目でぶん投げる驚きは演出
視覚、聴覚ともにえらいことになってる
見る者を完全に引き込む映像美と音の魔法
だがしかし真価はそこじゃない
見逃されがちだけどこのアニメが真に輝くのはミステリーの書き方なんだ
ミステリー好きならわかるだろう
未知への興奮、真実を解き明かす喜び
でもそれを上手く書くのは難しい
視聴者を魅了する設定と解答、それに加えて緊迫感を上げながら満足感のある結末へと導く
そんな難易度の高いバランスをこのアニメは見事にこなしている
伏線の設定に関しては「進撃の巨人」がすごいと思ってる人もビックリだ
主人公が冗談っぽく「僕も男だ」なんて言うシーン、普通に見たらなんてことないよな
だがそこには深い意味が隠されてるんだ
いや全部はバラさないよ
気づけるヒントがいっぱいあるから探し甲斐がある!
そして伏線が真実と繋がるとき
それがマジで感動的なんだ
このアニメは謎解きの楽しさを存分に引き立てている
名探偵みたいな気分にさせてくれるよ
ジョジョのジョセフ的な策略にハマる感じだね
映像表現についても話したい
一つのセリフ、一つの表情、背景や舞台設定
そのすべてが物語を構成する重要な情報になる
細部に至るまで計算しつくされていてじっくりと見ている視聴者にはこれ以上ない体験を提供してくれる
最後になるが天国大魔境の魅力はなんと言っても終わらないミステリー
答えが出ても出てもまだまだ物語は広がっていく
エピソードが終わるたびに新たな謎解きへの期待感が高まる
新たな謎解きへの期待感が高まるたびにこいつは見逃せないって思うんだ
さあ、見るべき理由はこれで十分だろう
- ななしのフロムさんポストアポカリプス
それは無数の冒険者たちの舞台となる異世界
ラスト・オブ・アスを愛した者たちよ
キルコとマルの生き抜く旅に注目せよ
荒廃した世界を彷徨いながら二人の絆は鉄のように固く結ばれていく
絶望の底で輝き出す人間の魂
天国大魔境はその中に眠る真実を手練手管で引き出す
法の支配が崩壊し、人間の本性が解き放たれる
善悪二面性が交錯し、自らの英雄性と邪悪性に思索を巡らせる
時間を超越する物語が視覚と聴覚を虜にする
過去と現在が入り混じるなか君の心は深淵に落ちていくだろう
新たな情報が答えへの渇望を煽り、未来への期待が高まる
天国の秘密が探求者の心を掻き立てる
約ネバやメイドインアビスの熱狂者たちよ
天国大魔境は新たな狩場だ
マンガの世界へも飛び込み、隠された真実を解き明かせ
音楽の魔手による恐怖
天国大魔境は闇を纏いつつ戦慄を運んでくる
音楽は画面の恐怖を倍増し、全感覚を呼び覚ます
プロダクションI.Gの血と汗と涙の結晶
その全てがここにある
見る者の心を引き裂き、その眼球を釘付けにする
混沌の中で一際輝く「天国大魔境」
それが真の覇者だ
壮絶なる冒険が君を待ち受けている
目の前に広がるこの宝石を見逃すな
踏み入れろ、この物語へ
この記事へのコメント
最近だと日本沈没とか平家物語あたりも。
おそらくベースにあるのはエレクトロニカやテクノといった電子音響だろうしアニメのOST界では結構異色だと思う。
いつも楽しみな一人だよね。
連載中なんだからしょうがない