配信:クランチロール
犀川ゼミの人間関係をもっと観たかった。
本当に真賀田が現れるとは思わなかった。しかも前回の脱出は次なる謎へ続くオープンエンドだと思ってたから、再度目の前で逃げてみせる展開は考えつかなかったな。
毎回明らかになる手がかりをもとに、起こってることを理解しようとすることは楽しかった。とても楽しかった。予想を組み立ててはそれが覆され、また構築する。皆の予想を読むのも楽しみの一つだった。ああでもないこうでもないと言い合いするのがミステリーの醍醐味だね。
タバコを吸う女性はかわいい。
どうして体に悪いものを吸われるの? |
スモーカーは、タバコがどんなに人生に悪影響を及ぼすか知っていても吸い続ける。
なぜだかわからんままに。
そもそも生きていることの方が異常なのです |
宇宙に存在する諸々は不自然なものばかり。
人類皆、星屑さ。
私には正しい あなたには正しくない |
このアニメが倫理相対主義(moral relativism)をテーマにしてるかどうかはわからない。ただ、個人的にどこまで意を汲んだとしても四季が「正しい」とは言えない。それが「四季にとって正しい」のだとしても。でも四季の言い方も押し付けがましいものじゃない。
ある問題を目の前にしたとき、人はそれぞれ違う考え方をする。自分だけしか見えていなければ違う考え方に気づくことはない。次第にそれがあることすら気づかなくなるかもしれない。私という思考と私達という思考は本来同じように持てるものかもしれないのに。他人の考えを完全に理解できないことはわかってる。それでも「人はどう考えるだろうか」と立ち止まってみることは、間違った答えから少しでも遠ざかることに役立つだろう。人というものが完全でないのなら。
あなたはいくつもの目を持っている |
眼鏡してる人にそれを言うのはズルい。
人格は複数あれど、それは区画化されたものだ。
そうするたびに秩序的な無秩序が加速している。
フロリダ州、アメリカ
四季はその驚くべき知性で他の人格に飲み込まれることなく、並立的に人格の輪を保っている。普通の人が振り向けない場所/方向に行くことができる。博士は少しだけ頭脳を狂わせているんだ。暴走しすぎることなく、普通でありすぎることなく。
あなたにキスでもしていただこうと思ってましたのよ |
だが、我々が真賀田四季にキスされることなどないのだ。
29/30歳の女性がベストガールになるだなんて予想できなかった。
自分が犀川ならキスする。天才とキスできる機会なんてないからね。
せっかくだから英語で会話したらよかったのに。
最高の演出になると思わんかね?
ニュージーランド
さすがに4人を殺害した人間の手を握りたくはない。
それはともかく、四季の自由の定義は納得しがたいものがある。
四季と犀川の哲学観ってエマニュエル・レヴィナスやチャールズ・テイラーを参考にしてるんだろうか。
・あの黒服たちは誰だったんだ?
・犀川をからかうために用意したボディガード。
・これ犯罪現場から盗ってきたの?
犀川は感傷的すぎるぞ。
・それは謎解きの報酬だ。
・四季のハートなんだよ。
・この先にある黄色いレンガの道を行きなさい、ってね。
あのレゴ。
画面外のところで犀川が踏みつけたのかもしれない。
Lego
= Let go = さよなら/グッドバイ
だと思うxD
・中国人の女の子は何だったんだ?
・コミックリリーフ。
・ロボットを作った理由は?
・ドアの鍵を開けるため。
・よくわからん。ドアノブを外せばいいんじゃないか?
というか、ロボットなんて作らずに鍵の開閉が容易にできるドアを作った方がいいじゃないか。
・意味なんてない。真賀田のやることはどれもそう。
・プログラマーという人種は、無駄な時間を減らすための作業に超無駄な時間を費やすことで知られている。
天才指数
四季- 10000
創平- 10
萌絵- 1
その他/有象無象 - 000001
トロそうに思わせといて、すべての人間を手玉に取る。
恋してしまった。
Hmm...四季のやったことは間違ってると断言できるが、なぜだか嫌いになれない。
真賀田博士を捕まえられるのは次の三人だけ。
1.怪盗カルメンサンディエゴ
2.ドクター・ハウス
3.バットマン
・犀川と警備の関係は?
・犀川一行が島から戻った後、真賀田がいつか犀川に会いに行くと言ったことを受けて、警察は警備を手配した。だからといって、誰が警備しているのかを犀川が知る必要性はない。一方、四季はそのことをちゃんとわかっていた。
おそらく、四季は天才的なコンピュータースキルで東京のどこかから警察のコンピューターにアクセスしたんだ。警察(犀川の警備も含む)がアクセスポイントに向かっている間、四季は犀川を訪れた。その時犀川は「自分の警備員」を初めて見たし、前の日に本物の警備員が別の場所に向かったことも知らなかった。次の日に萌絵と会うまで四季は警察の手に渡ったものだと思ってたから、当の警察に連絡する必要がなかった。
真賀田博士のお嬢さんも 愛情を感じながら(死んでいったというのですか?) |
愛を持って殺し、幸福のまま死ぬのはいいけど、両親の死は愛や幸せとは真逆のものだった。
泣いたらチーズトーストになってしまうよ |
・もらい泣きしそうだったのに、突然のチーズトースト!
犀川先生!!
・最悪だよな。ガーリックトーストの方が美味いってのにさ。
忍者がいつものようにオニオンを切っていたと思ったが、どうやらチーズトーストだったようだ。
最後の最後で、いにおのキャラデザに似合う服がきた。
君の娘をこの男に預けられるか?
あのドヤ顔。
「12歳の手品を見破ってやったぜ。どやぁ」
お腹痛い。
これまでの犀川よりもずっとカリスマオーラがある。
M
O E
O
E
・ロリ萌絵/大人萌絵の他に萌えキャラはいる?
・それより少し年上のロリ萌絵。
・先生は良い趣味してる。確かに紫のドレスに身を包んだ萌絵は抜群に良い。
・ロリ四季。
・西之園君の過去をもっと掘り下げてほしかった。
儀同さんにもこういう話を? |
西之園君、自分から雰囲気をぶち壊してる。
先生!これからは私が買ってきます! |
これから萌絵が犀川のシャツを買うことになったら、なんの面白みもなくなってしまうぞ。犀川の特別さ、独特さが削がれてしまう。
西之園君、「普通の犀川先生」に恋したいのかね?
Moe
is moe! MOE!!!!!!!!!
面白かった。評価9/10
-1の理由は、犀川が真賀田博士と西之園君のどちらにもキスしなかったからxD
フィンランド
なんでキュートな西之園君を抱きしめてキスしなかったんだ。
Saikawa
no baka.
博士と娘がラクダに乗ってる時にかかってるOSTが美しい。
これまででベストなミステリーアニメになった。
四季が何を言ってるのか半分も理解できないけど!
(v
> -<)=b
・15年間二人分の食事を注文していたのに、(例えばインタビュー映像などで)全然太ってない真賀田博士を見て誰も疑問を感じなかったのかな。
・四季が常識外れの人間ということを考えれば、たとえば単に様々な食べ物を注文してはダストシュートに放り込んでいたのかもしれないし、たくさんの料理を一口ずつ味わいたいと思ったのかもしれない。そういう変人の行動がいろいろ考えられる。所員も「天才の考えることはわからん」ってな感じだったんだろう。
・論理的に考えよう。別に一日三食デリバリーする必要はない。たぶん、四季はある期間ごとにまとまった食料を受け取っていたんだ。その際、余分に注文していたとしてもおかしくはない。
ラストシーンを観た後。
南カリフォルニア
まだ続くようなフレーム止め。どう思う?
ある解釈はその人だけのもの。その人が見て聞いて感じたものから判断して得たもの。何を意味するかは作者の意図するところではないんだろう。
四季がサイコってる。
・四季は叔父と娘の人格もコレクションに加えたのか。
・これでもっと賑やかに狂えるね。
・双子の弟や家政婦のような自分と近しい存在が死んだら、それを人格のひとつとして再創造できる。今、そこに二人加わった。叔父と娘だ。
四季のやってることは人格を分けるというより、*トゥルパに近いかなと思う。
*現実世界に何らかの形で「実体化」させることを目的として創り上げられる、空想上の人物を意味する語。タルパ(トゥルパ)の名は、チベット密教における同名の概念に由来するとされている
あらゆる人にとって意味が深すぎるんだ。
視聴者、ライター、そして登場人物でさえもそう。
誰もほんとのところは理解しちゃいない。
壮大な仕掛けを見せることなく終わった。
ただ時間だけが流れていく。生命が続いていくように。
ただ生命だけが続いていく。時間が流れていくように。
生死についての四季の話が好きだ。
真実を含んでいて美しい。
あの瞬間、ぼくはチーズトーストになった。
https://www.reddit.com/r/anime/comments/3x8xvn/spoilers_subete_ga_f_ni_naru_the_perfect_insider/
http://myanimelist.net/forum/?topicid=1462562
この記事へのコメント
他の話も見てみたかったけど、じっくりやってくれたこれがベストなんだと思う
この表現はいいな
管理人さんお疲れ様でした
意味無しジョークはちゃんと伝わったんだね
いいアニメ化だった
最後の砂漠以降が涙腺にきたけどなんでかはわからない
続きやるのかな?おもしろかったのでやってほしい
正直なんとも言えないアニメ化感あったな
本当いまいち映像化に恵まれない原作だねえw
四季シリーズも所々挿入してたけど
その結果どれも中途半端な感じのまま終わったな
ミステリとして見せる気がないのはわかったが
それにしても他のシリーズからの台詞を脈絡なく
唐突に組み込んだりするもの謎だったし
この後もいろいろ四季関連の話が続くんだぜ
犀川と萌絵がもぞもぞ愛をはぐくみながら
お勧めMAD
http://www.nicovideo.jp/watch/sm27283858
加瀬:おおよその話をいろいろとして、最終的に監督が言ったのは「ミステリィではない」。
──そうなんですか!?
加瀬:「えっ!?」って思ったんですけど(笑)。
それを聞いて、これは事件を解決していく話ではないと僕はとらえたんです。
犀川にとっての問題は「なんで犯人は人を殺したんだろう」ってことじゃないと思うんですよ。
「犯人の思考はどうなってたんだろう」ということに興味を持ってるのかなと思って。
──監督の中では本作に関して謎解きを面白く見せるというような意識はあまりないんですか?
神戸:ええ。(『すべてがFになる』は)ミステリィの形をしてるけど、ミステリィではない。
ミステリィは大好きなんですけど。犀川は、どのようにして密室殺人が行われたかにしか興味がないんですね。
「なぜ?」っていうのには関心を示してないし、触れないんですね、最後まで。
──「どういういきさつで、犯人が被害者を殺したのか」っていう、動機とかの、
人間ドラマ的な部分に犀川は興味がないということでしょうか。
神戸:だから密室殺人の謎は解いたかもしれないけど、事件は解決はしてないんです。
だから、ミステリィであって、ミステリィじゃないんじゃないかと。
最高の演出になると思わんかね?
>どうせ笑うんでしょ
管理人さんの翻訳能力の高さもあいまってでしょう、海外の反応も詩的な文が多く、楽しい時を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。
ともかく、翻訳完走お疲れ様でした!
毎回楽しく読ませていただきました。
誰か書いてたけど、ここでみんなの予想を読みながら、
あーでもないこーでもないって言っているのがホントに楽しかった。
一か所を拾ってココがダメだったみたいな事を言うのも、
粋じゃないので自分的にはパーフェクトでした。
管理人さん翻訳ご苦労様でした。
本当に楽しい3月でした。
すべてがFになるは、最初から部屋に入っていた
一方、終わり物語は、そもそも部屋から出ていない
対象的なトリックを使ったアニメが
同時期に、放送されたのは少し奇妙
無意味な会話と冗談で無駄な時間が経過する二人と無駄が一切ない会話をする二人。
結局作者が描きたかったのは真賀田四季であり、
全てが彼女の都合のよく動く世界で、彼女は罪を
償わずに自由に生きる事に、正義感が強い人は
怒りを感じるし、推理モノを期待していた人は
密室の謎について誤魔化された気がすると思う
原作を知っている人は不完全な出来栄えに納得していない
かも知れない
本文中にもあったけど、他の人がどう考えているかが
楽しみの一つだったから、この海外の反応はかなり楽しみだった。
S&M(犀川&萌絵)シリーズなのかわからないけど、森博嗣の本のなんかのセリフで
「殺人者(≒異常者)の動機などどうでもいい
理解できたら、その人も異常者だ」
みたいな下りがあったと思う
これって必ず密室か孤島が出てきて~みたいな
トリック偏向で話ができている本格推理ならではの世界観を作るためのセリフだと認識してたが
今回話を久々に追って↑を思い出して、四季は天才だけど完全に異常者って描かれ方してるんだなぁって再認識したわ
しかし、ぶれずに正妻一筋だった犀川先生に惚れました。
ミステリー物としてはいまいちでしたが、オシャレアニメと思えば十二分に楽しいアニメでした。
翻訳ありがとうございました。
アニメでも完全なミステリーを作ろうとするのではなく、すべてがFになるをアニメ化するならこうしよう、という意図が見て取れたように思う
トリックは早い段階からある程度理解しやすいように仄めかされていたし、セリフの選出も犀川、萌絵、四季の特異性を強調させるために上手に効率よく使われていた。
映像化の醍醐味とも言えるVRシステム内の描写はやはり綺麗だったし、最初はうむむと思っていたキャラデザも最終的にはしっくりくるようになっていた
原作と同じ面白さだったか、というと違うように思うが、
アニメ化するにあたって別方向の面白さを模索しようとするのは当たり前のことで、その点で言えばアニメ化は成功だったと思う
S&Mシリーズの次のVシリーズ、黒猫の三角だね
「遊びで殺すのが一番健全だぞ」紅子はこともなげに答える。「仕事で殺すとか、勉強のために殺すとか、病気を直すためだとか、腹が減っていたからとか、そういう理由よりは、ずっと普通だ」
「お嬢様、それはお言葉が過ぎます」
「では何か? 宗教的な儀式だとか、復讐に燃えるといった恨み辛みがあれば、それで正義だとでもいうのか? 復讐ならば正義か? 理由さえしっかりしていれば、殺人を犯しても良いのか? もしそうならば、殺人の許可証を区役所で発行してはどうだ?」
「少なくとも、人情的には理解できます」
「馬鹿馬鹿しい! 理解などして何になる」紅子は面白そうな表情で機千瑛を睨みつける。「殺人者の心境を理解して何が嬉しいのだ。何が得られる?」
「嬉しいのではなく、我々一般人の想像の範囲内であった、ということで、まあ、一応は納得ができる、と申しますか、安心するわけですな」
「何を馬鹿なことを……。殺人者の心境が想像の範囲内であることの方が不健全ではないか。それでは、自分もいつか人を殺したくなるかもしれない、と思って落ち着けるというのか? それよりは、遊びで殺した、全然理解できない、で済ませる方が私は安心だ。(以下略」
両親と所長
娘は自さつじゃなかったっけ?
手足を切断したから遺体損壊の罪は加わるかもしれないけど…
そういえば原作未読なんだけど、手足を切断した事とウェディングドレスを着せた理由は説明されてるのかな
BDや原作の販促はあまり期待できそうもないな
コメントみても他のシリーズ読まないと理解できないとあるしマニア向けの出来になって新規には敷居が高そうだな
毎週楽しみにしてました。
アニメは小説にはない視覚的聴覚的な表現があり、小説1冊分を11回に分けて丁寧に話を進めているのでミステリー的には薄味だったかもしれません。
また、「四季」の内容を絡めているため更に分かりやすくなっていたと思います。
犀川先生の話し方と毎回最初と最後に入るアラン・ウェイクの人の語りが好きでした。
アニメは逆にスッと入ってきて観やすかった
お話を表現するには、映像は直感的で有利だなと思ったわ
この話の原作が書かれたのが95年だから
20年も前だという事を考えると
斬新な話だよね。
ちゃんとしたキャラデザと監督なら原作の残りのシリーズもぜひやってほしいって声もあがっただろうに
じつに残念
現在放送中の過半数のキャラデザが、目や胸が気持ち悪いくらい大きかったり、不自然な髪の色等で特徴づけないとキャラを特定しにくいくらい下手だったり、正面と横顔が別人だったりするけど、この作品は上手いと思った。
最後の謎解き(辻褄合わせ)で娘が存在したって所ら辺でそれなりに納得できる布石とか説明が有ったからな。
視聴時間中飽きず一気見できる雰囲気アニメだったわ。
2話あたりで切ってたんだけど3話から引き込まれた
原作が読みたくなったけど、難解そうな文章だなぁ
原作未読組からしたら、十分な良作だと思うけど
原作が好きな人には不満なのかね
時々こんなシーン原作にあったか?て思ったけど
ということで次は笑わない数学者か封印再度のアニメ化を・・・
それかVシリーズのアニメ化で
アニメで見ててあれ?って思ったのは結局山根さん殺されなかったんだなって所くらい。
と言う訳で次は幻惑の死と使途と夏のレプリカを2クールで…
だから、原作とは明らかにテイストは違うし、主題も違うよね。
でも、アニメとしては、綺麗に出来上がった作品だと思う。
そういう意味で、原作の文体を愛している人には不満だろうとは思うけど。
正直、アニメで気になって原作に手を出しても、挫折する人は多いだろうなぁ…。
まぁ原作読まないと分からないだろうな
アニメではカットされてるし