異世界転生ものばっかりの中でとうとう本物のファンタジーアニメの宝石を見つけた
最初は「また百合ものかよ」と思ったけど全然違うんだよこの作品は！

キャラクターは最高だ
特に主人公のアニスフィア
あんなにおおらかでかわいいキャラクターはなかなかいない
助手のユフィリアは最初なじめないところがあるけど魅力的なキャラクター

そして反乱王子アルガルド
悪役だけど立派な動機と深みを持っている

アニメーションもかなり良くて戦闘シーンは想像以上に迫力があったね
サントラは言うまでもなく感情を高めるような素晴らしいものだったよ

ペースがちょっとおかしいと感じるときもあるし世界設定をもう少し詳しく描いてほしかったと思うけど全体的に見るとこの作品は面白い
心がこもっているし、テーマもあるし、百合もある
何より平凡な異世界転生ものじゃない

皆も見てみてくれよ！

話が進むにつれて友情シーンが多くなってくる
だからこのアニメを見るのを躊躇する必要はない

このアニメの魅力はキャラクターの成長とアクションシーンにある
アニメーターは戦闘シーンを美しくアニメーションしてくれて素晴らしい仕事をしてると思う

ストーリー、キャラクター、アクション、そして百合まで全てのバランスが絶妙で見ていて本当に満足感があるんだよ
だから百合好きな人は当然楽しめるけどそうでなくてもこのアニメにはたくさんの魅力があると思うんだ

信じて一度見てみてほしい
絶対に価値があるよ

百合アニメと言われると恋愛が中心で退屈になりがちだけどこの作品は違う！
もちろんアニスとユフィのラブラブなシーンもあるけどキャラクターの魅力に心奪われちゃうんだよね

まず、アニスって子がすごい
魔法の才能がない状態で生まれたのに自分で「魔学」を創り上げて魔法を使えるようにするために一生懸命頑張ってるんだ
その情熱には感動しちゃったね
ユフィとのカップルもめっちゃかわいいしお互いに補完し合ってる

アニスの弟、アルガルドもいいキャラクターだったな
最初は暴走気味だったけど後半は彼の過去を知ることができて納得いく展開になった

アニスの専属メイドであるイリアもすごく強くて心優しいキャラクターでみんなを大事にしてくれてる
あと呪いに詳しいティルティのキャラクターも面白かったね

ペースも絶妙で飽きさせないように常に新しい展開があったし魔法の世界観も独自のもので創作に熱心な作者の思いが詰まってる感じがした
ただ、説明不足な場面もあってそれがちょっと困ったかな

作画面も素晴らしくてアニスとユフィの恋愛シーンも美しく描かれてた
音楽も良かったしOPとEDも作品にぴったり
百合アニメ好きな人には絶対おすすめしたい作品だね！

お姫様って聞くと優雅で上品な女の子を思い浮かべるだろう？
でも転天のアニス姫はそんな典型的なお姫様じゃない
彼女は血まみれのドレスを着てモンスターの首をベルトにつけて城の中を歩き回ってる
アニスは魔道具開発、あるいは彼女が「魔法科学」と呼ぶことに熱中しており、その情熱は感染力がある
アニスのおかげでこのアニメがとても楽しいんだ

でも転天はアニスだけじゃない
ストーリーも素晴らしい
いくつかの人は異世界アニメを避けているけど転天は違う

異世界だということを押し付けるのではなく小さな詳細を少しずつ振りかけることでそれを知らせる
アニスの発明、自動で温めるやかんや魔法の箒は前世からの知識に基づいている
たまに口にする前世での経験やエンディングクレジットで一瞬見える現代の世界の映像は独特で楽しいストーリーを巧みに展開している

ストーリーはアニスがパーティに突入して始まる
弟のアルガルド王子が婚約者ユフィリア（ユフィ）・マゼンタとの結婚を公に破談にするがアニスの乱入によりそれ以上の非難は避けられる

アニスはその後、ユフィを助手として勧誘
二人は一緒に冒険をする
彼女たちの関係は徐々に変化して物語の中で発展していく

ネガティブな点についても語ろう
アニメ版はライトノベルや漫画版からキャラクターの性格や関係性を抑えている
アニスは原作では遥かに攻撃的で不安定だがアニメ版では他のキャラクターとのやり取りなどが抑えられている
そしてアニメ版は物語の世界観やキャラクターの発展に関する部分を犠牲にして多くの内容を省略している

しかし、これらの欠点があっても異世界ものやファンタジーアニメが好きな人には楽しめる作品になっている

やっぱりみんなに言いたい！
このアニメ見終わったけどすごいよ！

最初はめちゃくちゃ感情が揺れた
一部は「最高！」って感じだったけど他の部分は「何が起こっているの？」って感じだった
でも最後にかけてどんどん良くなってくるから続けて見てほしいな

ラスト3話は本当に衝撃
王子の動機なんてそんなに予想してなかったし貴族たちは超クソだった
あんな自分勝手なおっさん達がエゴのために若い女の子の人生を壊すのはやめてくれよ

ストーリーは良かったけど時々退屈なシーンもあったね
それにアニメーションのクオリティは…どうなんだろう？
時々すごく良かったりまあまあだったり

でも総合的に言ってこのアニメは見る価値があると思う
中くらいの出来だけど女の子同士のロマンスが好きな人には絶対に楽しめるはず
ポップコーンを用意して感情箒に乗ってみよう！

最初に言っておくけどこれは異世界ものじゃないぜ！
フェイクだ
作者のファンタジー小説を読ませるための言い訳に過ぎない
でもそれはそれで問題ない
だって転天はめちゃくちゃ面白いからな！

ディオメディアがこんなにいいアニメを作れると誰が思っただろう
珍しいことにRPGベースじゃないファンタジーワールドでリアルな恋愛が描かれている
アニメ制作チームから原作への愛情があふれていることが伝わる
アニメの特性を活かして原作からそれほど外れることなく自分たちなりのものを作り出している

繰り返される説明がなくエピソードに組み込まれているのも自然でいい
アニメはほとんど退屈することがないけど過度に疲れることもない絶妙なバランス
欠点はあまりに早すぎる感じがすることかな！

次に主人公のアニスについて話そう
他の異世界アニメの主人公とは違って弱点やキャラクター上の欠陥があるのでフォローするのが楽しい

ユフィとのロマンスは非常に満たされる
お互いを補完し合う性格で相互関係を支えるんだ

アニスを演じる千本木彩花にも拍手を送りたい
彼女はアニスの自信、楽観主義、決意、脆さを本当にうまく表現している

ユフィについてはアニスほどキャラクターが成長していない
あまりにも完璧でアニスのために自分を犠牲にする傾向がある
それでも臆病な女性から自信を持ったリーダーに成長する過程がしっかり描かれている
他のサブキャラクターも良かったからもう少し出番があるといいのに

物語について
ファンタジーアドベンチャーから政的な陰謀へとシームレスに繋がっていく
でも正直言うとこの作品の本当の魅力はアニスとユフィの関係性だろう
時間が経つにつれてどうやって二人が恋に落ちてその関係がどう成長していくのかがわかる
エンディングは最高に甘く満足感がある

ディオメディアが本気でアニメーションを担当しているので映像は非常に魅力的
2Dの戦闘シーンも見応えがある
今期で最も見栄えが良い作品の1つだろう

転天は百合ロマンスに臨む全てを備えている
親友関係のくどくどした説明はない
純粋に美しいラブストーリーだ

これが百合の革命を起こすことを期待して2期を楽しみに待つ

魔法革命系異世界ファンタジー
転生はほぼノータッチ
百合ありアクションあり冒険ありのエンターテイメントだけど恋愛要素はどっちかというと控えめ

でもキャストが素晴らしくスタジオやジャンルからは予想外に力強いアニメーションに仕上がっている

主人公のアニスは素晴らしく最後まで応援したくなったね
それに味方のキャラクター、ティルティとイリアは狂ったような性格や皮肉な発言が面白かった

アクションシーンは凄い！
特にドラゴン戦は目が離せないよ

アニメオリジナルのシーンもあって原作よりも改善された部分もあるんだ
ロマンスも楽しめるし最後にはきっちりと結末が用意されてる

でもいくつかマイナスな点もある
例えばユフィのキャラクター描写が他のキャラクターよりも弱くちょっとがっかりだったね
最終章が感動的過ぎて人によっては好みじゃないかもしれない
最後の方は泣きすぎだよ
泣きすぎはやめて！

あと、もう少し宮廷政治の話が掘り下げられていたら面白かった
ストーリーの他の要素と比べると軽視されていたように感じたんだ
政治的なサブプロットにもっと深く触れていたら良かったのにな

良いところ、悪いところ、急ぎすぎ問題について語っていこう

まずは良いところから
この作品のキャラクターは超魅力的
アニスは異世界主人公のステレオタイプから独自のアレンジを加えて主役の座をかっさらっていく
ユフィも最初はステレオタイプな感じがするけどエピックなキャラクター成長を遂げる
ラストの勇敢な姿は見ていて本当に楽しかった！

キャラクター同士の関係も面白くて自然な掛け合いが楽しめる
アニメーションも良い
シンプルだけどチャーミングなスタイルで時には本当に魅力的に映る

そして忘れてはいけないのが百合ロマンス
自然で満足感のあるロマンスで実際私が一番ハマった要素だった

悪いところを話すとこのアニメは急ぎ過ぎているんだ
まるでレッドブルを飲んだスプリンターのようにね

最初の10話はまあまあだけど11話での展開があまりにも多すぎて12話で約束されたものを全て届けることができなくなってしまった
物語の結末を無理矢理に解決しようとしているような

急いで終わらせた理由は明白
アニメスタジオは2シーズン目が許可されるとは思ってなかったので物語を納得させる場所で終わらせたかったんだろうね

終わり方はもっと改善されるべきだった
そんな感じで転天は一見すると魅力的な部分もあるけど急ぎ過ぎと不十分な終わり方がマイナス点かな

それでも良いところがあるし百合ロマンスは見逃せない！
原作はかなり良いらしい
私がアニメに持った不満をほぼ解消してくれると聞いてる

普通の日常系+百合のアニメだと思っていたけどこれはそれ以上のものだ
一般的な異世界ものの定番要素を全て捨て去って本当にシリアスな展開になる

個人的には異世界ものや百合アニメにあまり興味がないんだけどこれは気になってしまった
個人的にこのアニメは2023冬最高のアニメになるほど素晴らしいと思う

ストーリー
シンプルだけど効果的
最初の3話はアニスとユフィの絆についての話が中心でその後は一般的なファンタジー世界に舞台を移すが決まりきった異世界もののステレオタイプなキャラクターとは違った個性的なキャラクターが登場する
後半はかなりシリアスになるけど物語のトーンは変わらない

キャラクター
アニスとユフィの成長が良いね！
アニスはリコリスリコイルの千束と同じエネルギーを感じた

両方のキャラクターの成長は本当に素晴らしい
アニスは王位継承者としての責任を無視して前世の思い出に執着する
しかしある衝突を経て自分の行動の結果に気づき責任の和解を図ろうとする

一方、ユフィは最初は臆病で感情を表に出さず他人の言いなりになっている
しかし後にアニスの幸せのため自分が望むことに一歩踏み出す勇気を得る
それは本当に美しいものだ！

アニメーション
平凡な異世界アニメとは比べ物にならない
第5話のアニメーションには驚かされた
シンプルなストーリーながら非常に美しいアニメーションだった

サントラ
素晴らしい
時には悲しい気持ちにさせられる場面もあるしシリアスな場面ではシーンごとのタイミングが完璧に合っている

総合的に転天には9点をつけたい
素晴らしいキャラクターを求めるならこのアニメがぴったりだ
そして百合要素が好きならアニスとユフィの百合進展にがっかりすることはないと約束する

転天は2人の女性の運命が絡み合い、それが周りの社会にどんな影響を与えるかを描いた魅力的なストーリーを持つ
その核心には2人のキャラクターそれぞれの個性を重視したロマンチックな物語がある

自由な生き方をするアニスと使命感に囚われたユフィ
2人の物語が中心となる

転天が他のアニメやラノベ作品と違うのはキャラクターの深みをしっかりと描くことに重点を置いている点
内面のモノローグや説明に頼らない
キャラクターの行動や動機で語る「見せることで伝える」手法を取っている

この手法によってキャラクターの複雑な内面や時に相反する欲求が浮かび上がり、深みを増していく

アニスとユフィの物語は義務と欲求の間にある緊張、そして愛が個人や社会に新しい道を提供する方法を探求している
そして魅力的なキャラクターと複雑なストーリーが美しいアニメーションで表現されている
感情移入しやすく考えさせられる関係性――それが転天の魅力である

異世界転生ものではあるが主人公の前世や経験が物語に大きな影響を与えるわけではない
主人公が王族であることを考えると百合要素は少し問題的な側面もあるがそれでも見ていて楽しい

総合的な制作品質はかなり良い
戦闘シーンも視覚的効果やアクションの面で改善の余地はあるもののしっかりした出来栄えとなっている

ところが、シーズン後半は物語の質が急降下してしまった
最初の６話は素晴らしいが後半になると質が落ちてしまうのだ
王国政治の描写が拙劣でヴァンパイアの登場も場違いに感じられる

最終章付近の主人公の動機の変化は物語の流れに合わない
あれは主人公の性格にそぐわないのではないか
感情的でドロドロとした展開を増やすためドラマチックな展開に意図的にシフトしたようにも感じられる

やあみんな
転天の最終回が今日放送されたことについて一瞬だけ喪に服したい
敬愛する英語の先生が辞めて文法の間違いの海に放り出されたのは十分辛いことだけどまさか私の大好きなアニメが終わるなんて！
悲しみがダブルで襲ってくるなんて！！

でもここではポジティブな面にフォーカスしよう
転天は女の子同士の恋愛アニメの中でも文句なしに最高傑作の一つだよ
多くの百合恋愛アニメを見てきたけどこのアニメは作画、音楽、キャラクター、ストーリー、プロット、全部が完璧だった

まだ見ていない人たちのためにネタバレはしたくないけど
このアニメは議論を呼びそうな女の子同士の恋愛アニメじゃないってことは断言できる
ファンタジー、アクション、良質なストーリーが好きなら楽しめるはずだ

アニスフィアとユフィリアの関係？
私に言わせれば彼女たちの関係は女の子同士の健康的で愛情たっぷりな関係の素晴らしい例になっている
ライター陣がうまくやったことに拍手を送りたい

残念なことに第2シーズンがいつ来るかわからない
でもファン仲間の皆さん、心配しないで！
私は英語の漫画3巻も手に入れてるしライトノベルも買おうかなと考えてるくらいこの作品を手放すつもりはないからね

マジで面白いぜ！
あんま期待してなかったけど見てびっくりした

女の子同士の恋愛もの、異世界もの、ファンタジーものは定番だけどこのアニメは違う
アニメには独特の言葉遣いがあるよね
見れば見るほどそのリズムや台詞、ストーリーの展開が分かってくる

でもこの転天はそんなリズムを意識的に変えていた
エピソードのペースもアニメというよりNetflixのドラマに近かったしストーリー展開も予想外
それでいてキャラクターに対する配慮もしっかりしてた

女の子同士の恋愛もの、異世界もの、ファンタジーものが好きな人も飽きちゃった人も全然興味ない人も楽しめる作品だ
ちょっと変わった感じがまた良いんだよね

俺のレビューを読んで転天を見てみようと思ったら感想教えてくれよな
このアニメの変わったところに気づいた人、他にもいるはずだろう？

心温まるファンタジー
反抗的な王女と天才貴族の女の子たちが出会い、愛と自己発見の旅を通じて王国を変える目標に向かっていく物語である

アニメーション/アート/視覚効果 - 8/10
現代アニメとしては標準的なアニメーションと作画だがそれでも十分に楽しめる
目にも鮮やかで痛みは感じないが場面によってはやや手抜きが見受けられる

サウンド/音楽/声優 - 8/10
音楽と声優は普通のアニメと同等
あまり目新しいものはないが嫌なところもない
サウンドは良い
適切なタイミングで効果的な演出がされている

ストーリー - 7/10
ストーリーは比較的シンプルで悪役貴族や庶民階級との社会的格差を描く
主人公たちはこれらの問題を解決しようと奮闘するが容易なことではない
小さな転機もあるがストーリーは予測可能であり独創性に欠ける
しかし定番のストーリー展開も楽しめる

キャラクター - 8/10
物語は明確な百合テイストの2人の女性主人公に焦点を当てている

特にアニスは強く独特な個性を持つ素晴らしいキャラクターである
彼女は自分の夢を追い求めながら、愛、友情、そして責任の余地も残す
ユフィも最初は手探りであったがアニスと同様に能力を発揮してお互いに力を与え合うようになる

全12話のため脇役にはあまり深い設定が与えられていないがアニスの研究パートナーや王女のメイドなど印象的なキャラクターもいる

総合
転天は充実した女性キャラクターが活躍する心温まるファンタジーアニメ
一般的なアニメとは異なる百合要素が盛り込まれており、市場に溢れかえるような典型的なアニメと差別化されている

能力を持つ女性が大暴れする様子は楽しいものだ

転天
それはまるで魔法革命に百合感情がたっぷりが添えられたようなアニメ

物語は王太子が貴族のユフィリアに婚約破棄を突きつけ男爵令嬢レイニを選んだことから始まる
でもそこに魔女箒に乗ったアニスフィア王女が現れる
ユフィリアを助け社会的な束縛から解放する約束を交わす

シリーズが進むにつれてキャラクターは自分自身の問題に向き合いながら王国内の政治的不安を解決しようとする
彼らはただのキャラクターじゃない
リアルな人間同士のように話し合って一緒に問題を解決するんだ

でも全てがシリアスなわけじゃない
重い瞬間とバランスのとれたユーモアがある

音楽は柔らかなキーボード、弦楽器、パーカッションで雲の上に浮かんでいるような感覚を味わえる

転天は真剣な問題に取り組むけど楽しむことも知っているアニメだ
「少女革命ウテナ」と「リトルウィッチアカデミア」が魔法の子を生んだようなものだね

転天はLGBTQ+の作品の中でも最高にリフレッシュできる感動的な作品！
アニスとユフィのロマンスは他の百合アニメにある下品な描写が全くない
二人がお互いに惹かれ合う様子は現実にいるカップルを見ているかのように感じるんだ

世界観やストーリーも素晴らしい！
ディオメディアが作り出す世界は生き生きとしていて各エピソードで緊張感があってヤバい

アニスが魔法使いじゃない女性として男尊女卑の世界を舞台にするストーリーは伝説的だ
このアニメはエロゲ的なジョークを使わずに大人のテーマに取り組んでるから最高だぜ

アニスとユフィの関係は最高！
真剣に恋するカップルを見てる気分になる
それくらい丁寧に描かれてる
完璧じゃないところがまたリアルでいいんだよな

政治ドラマもキャラクタードラマも最高だし2人が抱える不安とか見ると涙が出そうになるんだよ

ところで話は変わるけどライトノベルを読んでる俺から言わせてもらうとアニメ版の後半は前半ほど楽しめなかったな
キャラが書き換えられたり、世界観が端折られたり、好きなシーンがカットされたりしたから

それでもディオメディアは最高だった
戦闘シーンは熱い、声優陣も最高
作画も色彩も文句なし
特に11話は超最高！

百合やファンタジー好きの人は見逃せない
ただし、アニメ版は完璧じゃないことは忘れずにな！

「転生王女と天才令嬢の魔法革命」（略称：転天）を見てない人は人生何やってんの
これは「リコリス・リコイル」の再来だけど完全に自由なファンタジー要素が加わった作品だぞ

そしてディオメディアがまたもや百合の良さを発揮している
今期は数え切れないほどの異世界/ファンタジーアニメがあるけど転天はその中でも一番の出来だ

この作品は魔法革命を率いる2人の姫、アニスフィア・ウィン・パレッティアとユフィリア・マゼンタの物語だ
アニスは魔法がある世界で魔法を使えないマローダー姫だけど自分の夢を止めるわけにはいかない
前世で地球にいた知識を使ってクレイジーなガジェットを作る「魔学」に熱中している
科学を魔法に変えたような感じだな

一方、ユフィは魔法と政治の天才である若き公爵令嬢
完璧主義者で「文句があるなら挑戦してこい」という態度をとっている
当初はアニスの弟と婚約していたが彼は庶民出身のレイニ・シアンに惚れ込んでしまった

アニスは結婚を望まないユフィを見ていられず、ヒーローのようにユフィを奪い去る
アニスとユフィは次元を超えた関係なのである

ファンタジー版千束とたきなみたいな感じだ
2人の間の化学反応は計り知れない
彼女たちは濃密な関係を築き上げるために互いに支え合っている

転天のアニメーションと細部への注意は監督の玉木慎吾によって完璧だ
ハイセンスな作曲家・日向萌氏が手がけた「お隣の天使様」や2019年夏に放送された「荒ぶる季節の乙女どもよ。」などの楽曲はある程度素晴らしい
でも本当に響くものがあると忘れられなくなるんだよね

OPとEDにも触れたい
歌い手・花たんの「アルカンシェル」は見事な演出だった
とりわけエンディングテーマの「Only for You」には圧倒される
アニス役とユフィ役の声優が歌うこのバージョンは見事にアレンジされた素晴らしい曲をさらに引き立たせている

音楽へのこだわりと巧みな演出が重なると最高の作品に更に深みを加えることができるんだ

全12話で完結するため詳細が省略されている部分があるのが難点か
それでもファンタジー好きなら必見の作品
百合が苦手でも一度見てみる価値はある

ある日、私は深い啓示を得て「転天」の不可避な魅力に完全に捕らわれた
その魅力の源泉は謎に包まれているが確かなことはこの傑作を未だに体験していない者は本質的な体験をしていないということだ

転天は魔法に魅了されながらもそれを使いこなせない王女アニスフィアと魔法の才能が並外れて高いユフィリアの物語である
彼女たちの運命的な出会いを通じて物語は展開する

この作品は確固たる基盤を持ち、退屈さを一切感じさせず、視聴者を熱狂させる
毎週水曜日には次のエピソードを待ち望む興奮が膨らんだものだ

美学的な表現は芸術的な勝利を収めている
鮮やかな色がフレームごとに満ち溢れ、戦闘シーンは完璧な精度で描かれ、その印象を忘れることはないだろう
素晴らしいメロディに伴われたOPとEDも見事にアニメーション化されている

しかしこの作品の真髄はアニスとユフィの複雑な関係にある
彼女たちの相乗効果は完璧で微妙な百合要素が切ない絆を高める
優れたキャラ描写は最近のバディもの作品の中で最も記憶に残った

この傑作は年初めの素晴らしい始まりを演出した
アニメ界の栄誉に値する

ではこれにて
私は迅速にライトノベルを手に入れるために退散する

評価
転天＝10/10