Episode title: The Glory of Ecbatana
・最初の10秒で視聴が決まった。
・完全にCGだとわかってしまうけど、悪くはない。
・マウント&ブレード(Windows用ゲーム)を思い出したが、それよりずっといい。
・俺達の時代が来たのか?
・ローマ vs ペルシャ??
(デンマーク)
ローマというより、十字軍国家だな。
人はみな、平等だ!
よって我らの神の教えに従わぬ貴様ら異教徒は
差別し、殺してもいい!
(グロスター/イングランド)
時代遅れの宗教的寛容の見本がこれ。
・それを実践したかのごとく、少年を見逃したアルスラーンは別に嫌いじゃない。
・どちらの国の文化も間違っている部分はたくさんある。正しいという名の「病」みたいなものだ。誰もが賛同する善人なんていやしない。ここら辺の話は個人的に興味あるところだから、話を上手く膨らませて欲しいな。
・その手の話は好きだ。ここでは少年とアルスラーンの考えを通して、両国の文化の欠点を浮き彫りにしたと思う。誰が「より正しい」ではなく、誰が「より間違っているか」が提起されるべき問題だろう。
・あぁ、銀河英雄伝説が頭をよぎる。
・アルス :奴隷になれば食べ物には困らんぞ
金髪少年:我らの神の元に人は平等である。
よって、我らの神に従わぬものは殺してもよい!
どっちもぶっ飛んだ論理だ。このアニメがどこへ向かうのか楽しみ。
・こどもは騙されやすい。その上、教化されたこどもは手に負えない。
・それはこどもに限ることじゃないだろう。それに、教化されたこどもたちは、「どんなところ」でそうなったか考えてみたらどうかな?
・聖職者が登場するまで待とうじゃないか。
その言い分でどの時代の思想を持っているかがわかる。
・奴隷制度の不道徳性に気づかずに育ったアルスラーンが、部外者(アウトサイダー)にたった一度指摘されただけで頭を悩ますようになるってのは面白い。
・でも実際、そんなもんでしょ。幼い時に見聞きしたものが、その人にとっての当たり前になるんだから。そう簡単に心が様変わりしたりしない。それに、パルス国では誰もアルスラーンに奴隷制度について「当たり前」じゃないことを言う人なんていなかっただろうしね。
・「みんな」と言う時、そこに奴隷は含まない。奴隷は「感覚を持ったロボット」に通底している。じゃあ、そのロボットは魂を持つのか? なんて話題は興味深い。
・王妃は悪に見える。パルス国没落の原因をつくるとしても驚かない。
・悪い感じは確かにするね。なにか目的があるのと、夫への憎しみがあると見た。後者であれば、最初は愛していたけど、いつも戦争ばかりの夫は本当は自分を愛していないのだと知って、次第に心が冷めてきた……とか。
・鎧くらいお脱ぎになったら? って言い方からすると、戦争でいつも側にいないから、というのがありそうだな。
・二人は政略結婚だろう。王が死ねば、アルスラーンが支配に足る年齢に達するまでは摂政でいられるし、それは実質上の女王(王太后)だ。だから、なんらかの形で王を殺すために宮中へと来たんだろうが、ルシタニア国の説明(字幕)を見る限りだと、それが目的とは思えない。王妃が実はルシタニア人でなければ、だけども。
・その内、中世の王室の実態についての説明が入るんじゃない? 言葉悪いけど、中世時代の王妃なんてセックストイとしてのプリンスメーカーに過ぎないでしょう。
そうですか
・政略結婚なのは間違いない。パルスの友邦マルヤム国というのはオーストリア=ハンガリー帝国みたいなものだろう。ヨーロッパ大陸に影響力を拡げるため、王族の娘たちを政略結婚の道具にしたのは有名だ。おそらく、タハミーネ王妃というのはマルヤム王家の娘のひとりで、政治的/経済的好意と引き換えにパルスの王位継承権を相続するためにアンドラゴラス三世にあてがわれたのだろう。政略結婚は普通上辺だけのものなので、王妃の冷たい態度も別におかしくはない。
・父と母の両方がアルスラーンに冷たいというのも気になるな。
・あの金髪の少年は敵国の王太子だと思う。
・そうは思わない。王太子なら戦場で目立つし、捕獲したら奴隷にするよりは人質として宮殿/地下牢に監禁されると思う。
・そうかも知れない……、でも重要人物の息子だと思うんだよね。許可なしに軍に忍び込んで、そのために平服だったんじゃないかな。
・OP/EDの絵は90年代の流麗なスタイルを思い出すなぁ。
・白髪のエドワード・エルリックの冒険が今始まる!
・ダリューンはリンじゃなくて、キンブリーに似ている。
・でも、アルフォンスがいないじゃないか:(
・アルスラーンにエドの面影を見ないのは俺だけかい? どっちかと言うと、ルシタニア人の少年の方がエドを思い出すぞ。キャラデザとか元気よく怒るところとか。
・性格は全然違うよ。似ているのは髪の色だけだ。
・あの王は「お父様」を思い出す。なんでこんな似たようなキャラデザにしたんだろう。
・キング・ブラッドレイだと思った。
・お父様+ホーエンハイムだな。
・荒川弘の絵は独特過ぎるがゆえに、いつも誰かに似たデザインになってしまうんだよ。一周回って元通りだ。
・鳥山明みたいなものかね。
・だが男だ。
・美しい長まつげにうっとり。
・彼はベストガールだ。
(比較する女性がまだいないんだもの……)
・熟女がいただろう。忘れてしまったのか?
・数話以内にベストガールが出るはず。それまで我慢することだ。
・アルスラーンがベストガールだとしたら、ダリューンは隠し主人公ってことか?
・あの軽装……、夜の砂漠で凍えるぞ。
・左の男(ナルサス)はFF6のエドガーに見えるlol
ダリューンは若き日のチャンだよね。
・髪色が違う。いや、エドガー好きだけどさ。
なんか懐かしい記憶がよみがえってくるなぁ。
・おさげみたいなのあるし、似たようなものじゃないか。服装も似ているし。
・キンブリーって言っているけど、キンブリーだって(年取った)フェイじゃないか。
・上の人は天野絵でFF6を連想したんだろうね。
・1話は、いかにも「ペルシャの王子」って感じがした。
・原作が*アミール・アルスラーン(Amir Arslan)と呼ばれるペルシャの叙事詩をベースにしたものだからね。
(*作中の各名称は基本的にペルシア語となっているが、これは19世紀のイランで書かれた『アミール・アルサラーネ・ナームダール』(「名高き王アルサラーン」の意)という英雄叙事詩をモチーフにしているためである。ウィキ引用)
・アサシン
クリード風でもあった。
・ゲーム・オブ・スローンズ風かな。
・三国間のロマンスが繰り広げられるのか?
・魔女が出てきて、ドラゴンだのサイクロプスだの巨人族といったモンスターを召喚しそう。
・誰か*NO.6という感じは受けなかったのかな?
(*『NO.6』(ナンバー・シックス)は、あさのあつこの近未来SF、ディストピア小説。2011年1月にテレビアニメ化が発表され、同年7月から9月まで放送された。ウィキ引用)
(コロラド州)
スコーピオン・キング風(ぼそっと)。
・いまのところ、一番好きな1話。キャラクター造形は良いし、掛け合いも自然だった。あと、カメラワークが気に入った。特に通りを駆け抜けるところと、最後キンブリー(ダリューン)が矢を放つところ。
・矢のシーンは息が止まるほどにワンダホーだった。
・街中の構造物は観ていて楽しかったし、音楽も壮大だった。
・トロイやキングダム・オブ・ヘブンのようなハリウッド大作を観ている気分だった。
少なくともサントラは壮大だ。
・好きなファンタジーアニメといえば、十二国記、精霊の守り人。
これらに似た可能性を感じた。でも、少年を追っかけるCGI兵士は頂けませんね。
(フランス)
1話は完璧に近い。気になるのはアルスラーンの現状認識の甘さ。
まぁ、戦争の残虐さを身をもって体験するだろうから、すぐに成長していくだろう。
(カナダ)
宗教的な教信者 vs 奴隷国。歴史上、そんな国はたくさんあった。当時の情勢を考えれば、それを「悪」だと断じることはできないが、素晴らしいものでは決してない。この対立を発展させていくのか、はたまた急展開になるのか、これからの数話が見どころだ。
(ドイツ)
3年か……、パルスが一神教の国に成り果てて、奴隷制度が撤廃されることもあり得るのかな。誰もが「等しい」国でアルスラーンはどうする?
・3年という時間が過ぎたけど、舞台は早めに構築した方が嬉しい。原作者の銀河英雄伝説を考えれば、このシリーズも大きなテーマに取り組むだろうからね。漫画は三巻までみたいだけど、どうするんだろう。
・銀河英雄伝説の原作者の原作ということで期待値が高い。
・戦争と政治の濃い話を期待している。
http://www.reddit.com/r/anime/comments/31i7m8/spoilers_arslan_senki_tv_episode_1_discussion/
http://myanimelist.net/forum/?topicid=1369979
[管理人]
小説は最新刊まで読んでいます。
宗教、戦争と経済、中世の歴史など、議論のネタは豊富ですよね。
いろんなコメントを拾えるように勉強しつつ頑張ります。
建設的な議論が増えるといいなφ(.. )
この記事へのコメント
翻訳お疲れさまです!
>でも、少年を追っかけるCGI兵士は頂けませんね。
ここはすごく同意w
時間がなかったのか妙に浮いてたね。
けどそれ以外は話も演出も自分の好みで面白かった。
純潔のマリアで海外の人たちの議論が癖になってしまったので
今回もちょっと楽しみ。(でも翻訳が大変でしたらご無理なさらず!)
大分昔から国家間の戦争モノなのかな
1話はよく動いてるし表現もイイ感じ
ただこれ、スタッフがもつのかって方が問題な気がするなw
読まずにここまで来たので期待して観てみたいな
これの場合は漫画版準拠の絵柄でもあるし、原作知らない方が素直に楽しめそうではあるけど
>
>金髪少年:我らの神の元に人は平等である。
> よって、我らの神に従わぬものは殺してもよい!
>
>どっちもぶっ飛んだ論理だ。このアニメがどこへ向かうのか楽しみ。
資本主義社会のブラック企業:「わが社で働けば食べ物には困らんぞ」
(労働は過酷だし生活に困らないとは言ってない)
共産主義を目指す左翼ゲリラ:「我らの思想の元に人は平等!」
(その平等を拒むブルジョワや知識人はそれゆえに平等に扱わず殺してもよい)
・・・みたいにも見えて面白い。
原作は全部読んでて知ってるからアニメ独自の展開でもいいのよ?
今後イアルダボート教の聖職者達が出てきた時の海外の反応が楽しみです。
外人さんには嫌われるかと思ってたら、意外と好評でなにより
個人的にはEDの止め絵でアルフリードが出てないのが少し気になったり
省かれてしまうと「解放王の十六翼将」って単語も作中で出てこなくなりそうで残念です
田中原作を読み返しつつ荒川漫画のアレンジを楽しみアニメを視聴する
何の不満もございません。
翻訳ありがとうございます
海外反応の人の反応はやっぱり面白いなぁ。
どっちか片方に肩入れして非難を繰り返すもんとばかり・・・
これから田中芳樹節全開の
宗教=悪、正義vs正義、血統などクソ食らえ
にもついていけるか楽しみだ
当時ハマってたノベルだけど、アルスラーンだけは途中で読むのやめたんだよなぁw
・・・やたら出ない時期があったからね^^;
海外組の見方は場合にも寄りますがより客観的になったりもするので楽しみです。
昔はあの濃い感じ多かった るろ剣とか思い出すわ
ギーヴとファランギースがはやくみたいな
次回の翻訳も楽しみにしてます。
だってまだホディールの館の辺りなんだもん
2クールで四月は君の嘘みたいにキリのいいところまで追いついて終わるのか
1クールだと俺たちの戦いはこれからだエンドになりそうだけど、アニオリエンドだとグールの件もあってなんか不安
漫画追い越して原作小説に沿って進めるのは流石に禁じ手だよね?
原作どちらも未読なので、初見の多そうな海外の人と楽しめたらなと思います。
>
>・キング・ブラッドレイだと思った。
むしろ、「銀の匙」における八軒パパのが似てる。
タハミーネへの同情はもっと増える予感
あの頃の角川は強かったな
銀英、アルスラーンときて再リメイクの話きてるから創竜伝もリメイク来ないかなw
アルスラーンは王都奪還で完結済みだから(震え声
オーディオマニアが音質がどうの言ってるのって同じ臭いがする
つまり臭い
劇場版だけあってその辺はすごく豪華だった
だが劇場版だけあってストーリーがはしょりすぎだったw
今回はその辺の豪華さは望めないだろうけど
ストーリーをじっくり見せて欲しいね
まあ、原作でもザッハークは必要なかったし
タイタニアのアニメ化なんてなかったんや
管理人さんが意図的に弾いてくれてるのかもしれないけど。
アルスラーンは一部が終わるところまでやるのかな。
最近原作物で途中の過程をすっ飛ばし過ぎな作品が増えてるからアルスはじっくりやって欲しい。
たしか6巻くらいまでしか読んでなかったけど、丁寧な作りの一話なので期待だ。
そうすれば田中芳樹だけじゃなくても昔の作品のアニメ化の目もでてくるかもしれない
グイン・サーガ二期を待ってるんだが
片方はOVA化されたけど
ちなみにタハミーネさんの来歴
当初はバダフシャーン公国の宰相の婚約者
↓
バダフシャーン公国の王がタハミーネに惚れて奪い取り、宰相自殺
↓
パルス王国がバダフシャーンを滅ぼし、バダフシャーンの国王自殺
↓
パルスの王弟がタハミーネを妻にしたいと惚れ込む
↓
弟の望む女とはどういうものかと見に行った兄王、強烈に一目惚れして自分の妃にする
↓
兄王の死後に弟が王に成り代わり、タハミーネを妻に
↓
パルスに攻め入ったルシタニア王国の国王が、タハミーネを妻にしたいと望む。後にルシタニアは滅びる。
天野アルスラーン世代なので漫画版はちょっと慣れない。
翻訳楽しみにしてます!
>漫画追い越して原作小説に沿って進めるのは流石に禁じ手だよね?
いやぁ、それしかないんじゃないかな?
漫画は原作の2巻にようやく入ったとこだし、
月刊誌連載だからあっという間に追いつくわな
途中で単発のアニオリエピソードを挟んでも、
どう考えても漫画が先行出来るとは思えん
とびきりのが登場しまっせw
そうなんだけどオジサンたちにとっては
もはや三国志を語るような感覚の古典だから
TVアニメ化にガマン汁が止められん模様
あれを今やっても黒歴史ノート朗読レベル恥ずかしさになるだけかと…
竜堂兄弟と茉理ちゃんの日常モノとかならOKかな。
ED完全にアルスラーンがヒロインじゃねーか…。
多少のネタバレは覚悟してのぞいたけど、懇切親切過ぎたね。
「王妃はいろいろ大変だったんだよ」程度で止めてくれれば良かったのに…。
そこがいいんじゃないですかw
企業は悪、政治家も悪、体制側は秘密を隠して悪いことをしてる悪、日本を裏から支配する巨悪
そこに竜の力をやどした(ただし制御不能ここ重要w)主人公達が大活躍
いわゆる最近の言葉だけ難解にしとけば厨二病作品というエセ厨病二作品に、本物の厨二病作品を見せつけるべきですw
そっち思想が入ると田中作品はグダグダになるからねえ・・・
アルスラーン戦記も1部の時は面白かったのにってよく言われる
せっかく伏せてたのに
いくらなんでも得意顔で語りすぎ
だがしかし、天使のなっちゃんという逸材は使ってほしい人多いと思う。
ファランギース→姐さん
アルフリード→ナルサスの押しかけ嫁
だから、エステルを変な方向に盛られそうで不安。
戦闘が毎回、完璧な主人公側がぬけた敵側をコケにするパターンで途中でうんざりしてくるので、そっちはうまくアレンジして欲しいな。
双方が極論過ぎてどっちにもついてけない
これが日本人から見た欧米人vsムスリムなんだよ
そのどっちかに属してる人はこういうアニメを
日本人が作ってる意味を考えて欲しい
語りすぎてる上に間違ってるな
タハミーネはオスロエスの妃にはなっていない
「長い間、王宮の奇妙な客人」だった
思わずモニターの前で大きく頷いてしまった・・・
そもそも奴隷といっても、割りと自由が認められていたり、稼いだ金で自分を買い自由民になることもできる場合もあったりな。
パルスにおける奴隷制がどの程度のものなのかにもよる。
奴隷を物や家畜と同等に見ていたのは限られた時代の限られた地域でだけだと思うぞ…
中国やローマにも奴隷いたけど奴隷の身分から成り上がるのは可能だったし
パルス王国は奴隷から成り上がるの無理みたいだけど人間として見てないってほどでもないだろ
欧米の黒人奴隷ほどで酷くはないように思うけどな
イアルダボートのモデルになったキリスト教だしな
「異教徒は苦しめて殺す事で魂を救済してやれる」
という理屈で「殺せば殺すほど神に認められる」とか言ってた
そのキリスト教が「ローマに迫害されてた」って宣伝してるけど
奴隷の虐待や強制兵役を始めたのは国教化後のローマだからな